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ノコギリクワガタの寿命+死ぬ前の兆候はコレ!
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オス、メスのノコが成虫になってからの寿命はココまで!
ノコギリクワガタとは、角!ハサミがかっこよく、捕獲すると子供が大喜びのクワガタです
ノコギリクワガタは日本全国に5種類以上もおり、生息地はかなり広いです。日本全国に5種類以上を捕獲した!子供がもらってきて飼う!となった時、ノコギリクワガタをどのくらいの期間、世話するべきか。寿命を知っておくべきですよね
今回はノコギリクワガタの平均的な寿命をオス、メスで!死ぬ前の兆候や前兆、よくノコギリクワガタがする行動、もしも死んでしまった後にどうするべきかといったところまで詳しく解説しますね
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ノコギリクワガタの最長ギネス記録
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→特に記録はなし
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ノコギリクワガタの寿命:3ヵ月以内
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→水牛、トカラノコギリクワガタも同様
ノコギリクワガタの最長長寿の記録は、特にギネスにはないようです
ノコギリクワガタは、体の違い種類に水牛、トカラノコギリクワガタと違いがありますが、日本にいる国産のノコギリクワガタの寿命は『3ヵ月以内、長くて6ヵ月』と言われます
羽化した時期が早い方が寿命が長く、秋ごろに死んでしまう昆虫がノコギリクワガタです。
わかりやすく言うと『成虫になってから、活動を開始してから3ヵ月以内』が寿命の目安で、稀に半年ほど生きるノコギリクワガタもいますが、ものすごくレアなケースです
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ノコギリクワガタの寿命はどのくらい?
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オスの平均寿命:2~3ヵ月
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メスの平均寿命:3ヵ月
ノコギリクワガタは春の5月中旬~後半に羽化する事が多く、成虫となってからは3ヵ月が寿命です。
ノコギリクワガタの成虫の寿命は『オスの平均寿命:2~3ヵ月』、『メスの平均寿命:3ヵ月』とオスとメスで寿命の長さは少し違います。昆虫だけではないですが、男性よりも女性の方が人間でも平均寿命は長いですよね
ちなみに、クワガタの場合は人間とはちょっと違い『産卵、交尾をしていないクワガタ』は稀に長生きする事があります^^
もしかしたら、生物として役目を終えていない、未出産のメスのノコギリクワガタなら長生きするかもしれませんね
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ノコギリクワガタが寿命を迎える時期
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8月後半:お盆過ぎから9月の頭頃まで
ノコギリクワガタの成虫の寿命は『活動するようになってから、3ヵ月以内が寿命』と説明しました。
子供が捕まえたノコギリクワガタはいつ生まれたのか、わからないですよね。
おおよそ、どのくらいの時期に死んでしまうのか、ココが気になるかと思います
ノコギリクワガタは、8月15日頃から徐々に寿命を迎え、子供の夏休みが終わる8月後半、9月には、ほとんど生き残っていません
ノコギリクワガタは『夏休みが終わる時期:8月後半』に、残念ながら寿命をむかえると考えて心得ておくと良いと思います
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ノコギリクワガタは冬越し、冬眠するの?
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ノコギリクワガタは冬眠しない種類
コクワガタやオオクワガタと違いノコギリクワガタは、冬眠しない種類で冬越しする事はできません
ノコギリクワガタは、9月には寿命を迎え、長く生きた個体でも、一般の飼育下であれば冬まで生きているのは稀です
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ノコギリクワガタの冬越し事例
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→温度+飼育環境を整え
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仮説:温度は15度以下にしない
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仮説:交尾をしていないのが条件
しかし、例外的にノコギリクワガタが冬越しした事例が数件あり、ニュース記事を見るかぎり『冬眠ではなく』『温度と飼育環境を整えて冬越しさせた』という事例です
2021年の九州の鹿児島で飼っていたノコギリクワガタが付冬を越したという事例、2022年に群馬県伊勢崎市で冬越しに成功した事例があります
ニュース記事の内容からして「冬眠させたのではなく、環境を整えて飼育した」という事が推測されます
たとえば、コクワガタは15度以下から冬眠の準備に入りますが、伊勢崎市の事例では「部屋に暖房をつける」+『餌や葉っぱに水分を潤す』など、ノコギリクワガタの飼育温度はかなり徹底している内容でした
おそらくですが、夏に近い温度を保っていたのがポイント。『交尾をしていないクワガタほど、冬越しする可能性がある』とされますので、この2つの条件はそろっていないと冬越しの難易度は高いと言えます
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死ぬ前のノコギリクワガタの兆候・前兆は?
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死ぬ前の兆候①:よく動く
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→いつもより、激しくガサガサ動く
ノコギリクワガタは夜行性の昆虫です。よく動くのは元気な証拠ですが
ノコギリクワガタは死んでしまう2,3日前ぐらいに、虫ケースなら『上の蓋』、『虫カゴの網の部分』といった場所で『よくガサガサと動き回る』ようになる事があります。昼間に活発的に活動する行動をしたら、寿命が近い時です
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死ぬ前の兆候②:バタバタ飛ぶ
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→飼育ケーズの中で飛ぶ
ノコギリクワガタが飼育ケースの中で、暴れる!バタバタ飛んでいた後、数日後に死んでしまう事があります
元気に活動している!と見えても、ノコギリクワガタが、いつも以上に活発的に動くようになってからは『長くて5日』、おおよそ3日以内に寿命をむかえる事が多く、死んでしまう可能性も視野に入れなければなりません
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死ぬ前の兆候③:何度もひっくり返る
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→ひっくり返って起き上がれなくなる
よくあるノコギリクワガタが死ぬ前にする行動の3つ目のパターンです
ノコギリクワガタだけではなく、他のクワガタにも多い事ですが、『よくひっくり返る=起き上がれない』といった老衰を疑う行動をする個体がいます
寿命が近く、起き上がるパワーがなくなっていると考えて良いかと思いますが、虫ケースや飼育箱の中で起き上がれないのは弱っている証拠でもありますので、『何度もヒックリ返る+自分で起きあげれない』といった行動を『よく見かける』ようになったら、危なく『足を触って力が入ってない』ようであれば、3~4日ほどで寿命を迎えます
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ノコギリクワガタは死んだふりをする?
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→擬死をする
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→足をたたんで、丸くなる
ノコギリクワガタは『死んだふり=擬死』をします。カブトムシは死んだふりをしませんが、クワガタは『外敵に襲われる=ピンチな状況になる→死んだふり』をする昆虫です
足をたたんで、丸くなると表現していますが、ダンゴムシのように丸くなるのはなく、身を小さくひそめるような感じです。ちなみに、死んでいるか、死んだふりなのかの違いは『持ってみて軽い時は、死んでいる』ことが多く、昆虫は死ぬと体重が軽くなります!
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ノコギリクワガタが死んだら、どうする?
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正解:燃えるゴミとして捨てる
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理由:生態系を変える恐れがある為
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理由:昆虫の骨格は土に長い間、分解されない
ノコギリクワガタが死んでしまった時の対処方法です
ノコギリクワガタは夏休みの時期に飼う昆虫で、約1か月ほど共に過ごすかと思います。長く飼うと情が移り、ゴミとして処分するのは気分的にできない!と考える方のは普通の事です
国産のノコギリクワガタなら元の場所、捕獲した付近の土に埋めるのなら生態系を崩す可能性は低いですが、1度飼育したノコギリクワガタは、病原菌をもつ事があり、基本的に『生態系を変える恐れがある為、土に返すのはNG』、『公園の土に埋めるのもNG』とされ推奨はされていません
ノコギリクワガタは育った場所と飼育していた場所が違うので、病原菌を持ち込んでしまう可能性があり、エサとなる昆虫や他の生き物に影響を及ぼすので『形の残らない火葬する方法』がベストだと、考えられます
昆虫の骨格は土に長い間、分解されないので『土に埋める=自分の庭でもNG』と考えるべき。子供と一緒に『自分で火葬+その後、燃えるゴミといて処分する』など、軽くお葬式をあげるのもありかと思います
ちなみに、自分でできない方も多く、昆虫が死んでしまった時は「昆虫葬」を行うペット葬儀屋さんがり、現代ではこちらを利用する人が増えています(値段は3000円くらいが相場です)
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