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大根カクテキはどのぐらい日持ちする?
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手作りキムチの保存方法賞味期限は?
焼肉屋さんにあるカクテキ、大根のキムチの事ですよね。キムチと違って、他の料理には使いずらいですが、辛い箸休めや副菜として、炒飯や焼肉の献立にぴったりですよね
キムチの素から作ることができますが、キムチは白菜。カクテキは大根です。日持ちや保管方法はキムチと同じでいいのでしょうか
ここでは、大根カクテキの作り置きや手作りする時の「保存容器(タッパー保管)」や「瓶詰保管」などは、常温、冷蔵庫の保管、冷凍保存で何日、日持ちするのか詳しく解説しますね
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大根(カット・調理済み)の日持ち
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冷蔵庫:5日
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冷凍:2~3週間
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保管温度:0~5度
カット済み、調理済みの「大根」の日持ちです。カットした状態でも、冷蔵・冷凍可能です
大根は冬野菜で、保管にあっている温度は「0~5度」です。この温度は、野菜室の7~8度より冷蔵庫の方があっている温度です。冷蔵庫なら、ばっちり保管が出来ると思ってくださいね。では、実際に手作りした場合のカクテキを、もう少し詳しく説明します
カクテキ常温保管~保管温度が重要!手作りカクテキの常温保管は、日本と韓国でどう違う?~
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カクテキの常温保管
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開封済みは、原則NG
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大根を保管する適温は?
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0~5度(10度以下を推奨)
開封済みのカクテキの常温保管は、原則NGです。これは、手作り・市販のキムチのどちらも同じですす
開封済みや空気に触れる状態のカクテキやキムチは、「半日程度」で味が変わります。夏など暑い日は、数時間しか持ちません。1日程度、常温に置いたキムチが好きっという方もいますが、腹痛や下痢を起こす原因になるので原則NGです
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未開封のカクテキの常温保管
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2日が限界
常温でも、「10度以下の温度+未開封の状態」であれば2日程度は保管が出来ます。10度を超える場合、どんどん発行していきますので味、酸味がかわります。未開封の場合でも、原則、常温はNGですので、まずは冷蔵保管をしましょう
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番外編
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本場!韓国のキムチには賞味期限がない!
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韓国キムチに賞味期限がない理由は??
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どうして食べられるの?
番外編のキムチのお話です。韓国のキムチには賞味期限がありません
賞味期限がないという話にびっくりすると思いますが、「発酵食品だから、キムチだから大丈夫と思わないように」注意が必要です。韓国のキムチは日本にあるキムチと「作り方に違いがあり、長持ちする理由」があります
日本の漬物は長く、濃い目の味付けで漬けると長持ちすると聞いたことがありませんか?同じような理屈です
本場韓国のキムチは「1日以上、塩漬け」して「漬け込み時間も4~5日」と、そもそも長期保管する作り方になっています。韓国のキムチは日本のキムチと比べて「すごく辛い」と思いますが、使っている唐辛子の量も多いのも特徴です。このあたりが、日本のキムチは、漬物で例えると「浅漬け」であり「塩分も、唐辛子」も控えめで、本場のキムチより賞味期限が短い理由の1つです
また、韓国のキムチは日本と違い乳酸発酵です。キムチの味が変わるのを楽しんで食べるという考えもあり、日本のキムチとは違ったモノ、別の食べ物と考えた方がいいかと思います
カクテキの冷蔵庫保管~手作りカクテキの保存容器、瓶詰の日持ち、市販のキムチの冷蔵の賞味期限~
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手作りカクテキの冷蔵保管の日持ちは?
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未開封7日、開封済み:5~7日
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冷蔵保管の方法:タッパー、保存容器
カクテキは基本、冷蔵保管です。市販の場合は、メーカーによって多少の違いがありますが「未開封3週間、開封済み1~2週間」の商品が多いです。中には、もう少し短めの10日などもありますが、カクテキは「作り方」と「保管方法(パックなのか、瓶なのか等)」によっても変わってきますから、メーカーによって違いがあります
手作りのキムチの場合(一般的なキムチの素などを使った時)は、タッパーで冷蔵保管すると「未開封7日、開封済み:5~7日」の日持ちです。漬け込み時間に違いもありますが、食べごろのカクテキになってから1週間以内と思ってくださいね
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保存容器、タッパー保管する時の注意点は?
カクテキをタッパーや保存容器で保管する時は「消毒」をします。消毒方法は、きれいに洗い乾かしたタッパーに「キッチン用アルコール除菌」をふりかけます。まず、タッパーの内側から磨き、フタの裏までしっかりふく、これだけです
カクテキをタッパー保管するとキムチの臭いがつきます。なかなか臭いもとれませんから、瓶詰保管の方がおすすめです
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瓶詰カクテキの冷蔵保管の日持ちは?
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未開封2週間、開封済み:7日
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冷蔵保管の方法:瓶詰+煮沸消毒
保存容器やタッパーでカクテキを保管すると、おおよそ7日が日持ち期間です。煮沸消毒をし瓶詰にすると、未開封なら2週間と、手作りでももう少し長持ちします。すぐに食べずに、作るなら瓶詰がおすすめです
また、瓶詰のいいところは「煮沸消毒で、キムチのニオイがとれる」ことです。タッパーにキムチのニオイが付くと、他の作り置き用にそのタッパーが使えなくなってしまうことがありますから、きれいに簡単に消毒もできる瓶がキムチの保管にあっています
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瓶詰め:煮沸消毒+脱気の方法は?
保管する瓶を「沸騰した湯」で消毒し、脱気すると食品は長持ちするようになります。
細菌やウイルスのほとんどは、75度以上の温度で5分以上、熱にあてると死滅する特徴があります。沸騰したお湯でたいがいの細菌は消毒できるというやり方で、推奨する煮沸消毒は「80度以上の温度、10分以上」、このルールで、ほとんど対応できます
※ 細菌やウイルスの特徴によって、もっと高温でないとダメな微生物もいますが、大方、死滅する温度と時間です
カクテキの冷凍保存~手作りカクテキは冷凍できる?~
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冷凍カクテキの日持ち:1か月
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カクテキの冷凍保存:保存袋、ジップロック
カクテキの冷凍は、1か月の日持ちです。手作りの場合、この方法が一番、長持ちです
冷凍の弱点は、カクテキの食感が損なわれてしまうこと。ポリポリっとした食感は長く冷凍保管するとなくなってしまいます。食べごろのキムチを、1か月程度の保管であれば、味もそれほど損ないません
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キュウリが一緒の時は、お早めに
キュウリも一緒にカクテキの具材にすることありますよね
1か月の冷凍保存でも、水分の多いキュウリはパサパサしやすいです。食べられない、味が全然ちがう!とまではなりませんが、冷凍でもなるべく早めに食べるのが、おすすめです
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解凍方法:冷蔵庫で自然解凍、流水解凍
冷凍したカクテキは、冷蔵庫へうつし自然解凍するか、流水解凍です。時短、なるべく早く食べたい時は、流水解凍の方が早く解凍できます
カクテキが腐るとどうなる?傷んだ白菜の特徴と見分け方~味・臭い・見た目、よくある食中毒~
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カクテキの食通毒事例は?
カクテキやキムチの食通毒事例は、多くありません。しかし、実際にあった事例は「和風キムチ」。
購入した和風キムチを食べて0157食中毒になったケースです。常温保管のところで「日本と韓国のキムチは作り方が違う」というお話を書きましたが、まさに、それに該当する事例かと思います
和風キムチは、塩漬けされていたけど、発酵・加熱されておらず「浅漬け」の状態であったとされます。白菜と使った漬物でよくある食中毒の事例は「長く常温にあった浅漬け」です。普通の漬物は塩分濃度が高く、乳酸発酵によって長く保管できる特徴がありますが、浅漬けは他の漬物と比べると塩分濃度が低く、稀に食通毒が発生するのです
市販のキムチからの事例ですので、気を付けようがないのですが。和風キムチ=浅漬けかも?と買う前に考えることぐらいしか対処方法はないですよね。日本と韓国ではキムチの作り方が違う、浅漬けは漬物だけど食通毒になる事例もある。常温保管は気を付けようと、心がけるしかないかもしれませんね