カマキリの平均寿命と一生!冬越し越冬や冬眠する?飼育・野生の最長寿命!

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カマキリの一生と寿命⇒カマキリの種類別に徹底解説!

カマキリの平均寿命!成虫は冬越し・越冬や冬眠する?飼育・野生の最長寿命!

  • カマキリの寿命

  • オスとメスでどっちが長い?

カマキリは夏前頃の時期から見かける昆虫で、カマを持ち、強そうな見た目をしていますが、短命な生き物です

カマキリは1つの卵の集合体から200匹以上、誕生します

生後3時間以内で「共食い」をはじめ、成虫のカマキリになるのは「わずか5%」と言われます

赤ちゃんの段階で95%が死ぬのなら、平均寿命は3日以下ぐらいでしょう

しかし、成虫になったカマキリはどうでしょうか。子供が夏休みの課題や自由研究に飼育した時は、いつごろまで生きてくれるのか、心配になりますよね

今回はカマキリの平均的な寿命をオス、メスで!オオカマキリ、ハナカマキリ、ミズカマキリの寿命と一生、生態系を詳しく紹介しますね

オオカマキリの一生と寿命はどのくらい?オスとメスは何カ月?

野生のカマキリの寿命:寿命は8か月、平均6ヵ月

  • オオカマキリの成虫の寿命

  • 8か月

  • 平均寿命:6か月

  • 亡くなる時期

  • ⇒11月、12月

一般的によく日本にいるカマキリは、オオカマキリという名前です

野生に生息するオオカマキリは、4、5月頃に羽化し、11月、12月の秋の終わりから冬にかけて寿命を全うします。カマキリは冬越しをしない昆虫であり、野生のオオカマキリの平均的な寿命は6ヵ月と夏の間に活動します

  • 茶色のカマキリばっかり!

  • 強いカマキリの方が10月以降にいる

カマキリの色の違い:茶色は遺伝説と育った環境説がある

カマキリは緑色より、茶色の方が戦闘能力が高いとされます

カマキリの色は2回目の脱皮の時に、色が確定するとされ遺伝で決まるパターンと、育った環境に合わせて色の違いがある説があります

育った環境が草原や草が多いなら緑色、枯れ葉や小枝が多いと茶色になり、緑より茶色の方が攻撃的だとされます

確かに、写真を撮ってきたら、10月以降は緑色のカマキリが全然いないですね^^

茶色のカマキリはお腹の部分の1枚目の羽は緑色であり、この部分が緑色のカマキリがいたら新種発見!と言われますので、探してみるといいかと思います

  • カマキリのオス

  • メスの寿命の違いは?

  • 交尾後にオスは食べられてしまう!

  • メスは交尾後に

  • 1か月以内が寿命の目安

カマキリのオスとメスで寿命はどう違うの?というお話です

昆虫は基本的に交尾を行った後、1か月以内が寿命のタイプが多いです。カマキリの場合は少し特殊な事柄があるので、まずはそこから説明します

メスのカマキリは卵を産むと体力を失い、オスよりも早く寿命をむかえます。目安としては、交尾後、1か月以内。交尾をする時期は、7、8月頃が多いので、夏休みに子供が捕まえたカマキリ(メス)は、9月の終わり頃までに寿命が来る!と心構えをもっておいた方がベストです

カマキリはメスがオスを食べる!共食いする理由はコレ!子供の共食いはエサ不足

また、カマキリは交尾後に「オスがメスに食べられてしまう昆虫」です。全部のオスが食べられちゃうわけではないですが、交尾後1ヵ月どころか、交尾中に命を落とすオスもいます。この話は「カマキリはメスがオスを食べる!共食いする理由はコレ!」で詳細を説明しますのでコレを参考にしてくださいね

飼育下のカマキリの寿命(オス、メスの場合):寿命は8~10か月:最長年齢1年

  • 飼育下のカマキリの寿命は?

  • ペットのカマキリ

  • ⇒8~10か月の寿命

  • 最長1年

  • 成虫が冬越しするケースもあり!

野生のカマキリは8か月程度が寿命ですが、飼育下・ペットのカマキリは「8~10か月の寿命」と少し長いのが特徴です

カマキリの寿命は8~10か月⇒捕まえてからという考え方をすると、秋の9月頃までが寿命と考えて良いです

通常、カマキリは冬越しするのは「卵だけ」でありますが、飼育下であれば成虫のカマキリが年を越した!春まで生きた事例も多数あり、特に交尾をしていないカマキリであれば、冬越しも夢ではありません^^

ハナカマキリの一生と寿命はどのくらい?

ハナカマキリの寿命(オス、メスの場合):寿命は3か月

  • ハナカマキリの寿命

  • 成虫の寿命

  • ⇒3ヵ月

  • 生息地:東南アジア

  • (マレーシア、フィリピン)

一般的なオオカマキリの寿命は、おおよそコレで分かったかと思います。

次は他のカマキリたちです。日本に生息はしていませんが、外国にはランの花を住処とするピンク+白色のカマキリがいます。

このカマキリをハナカマキリといい、東南アジアのマレーシアやフィリピン、ジャワ島に生息しています。ハナカマキリは「羽化後、約3ヵ月」が寿命であり、交尾後は1か月程度と外国産のカマキリもこの生態系は基本同じです

ミズカマキリの一生と寿命はどのくらい?

ミズカマキリの寿命(オス、メスの場合):寿命は3年:平均寿命は1~2年

  • 水の中にいるカマキリ!

  • ミズカマキリの寿命

  • ⇒3年

  • 平均寿命:1~2年

カマキリはカマキリでも水の中を住処とするミズカマキリなら3年と長寿の昆虫です

しかし、このミズカマキリは「名前はカマキリ」ですが、カメムシ目タイコウチ科の水生昆虫であり「実はカメムシ」の仲間です。見た目的にカマキリなので、飼育するならこっちの方が長生きするので、おすすめですね

ミズカマキリはエサがカエルの子供、オタマジャクシやメダカを捕食しますので「メダカと同じ飼育ケース」で飼うのはダメです!

さて、今回はカマキリの寿命につくて詳しく説明しました。野生化のカマキリは秋に寿命を迎えますが、飼育下なら冬越し事例も多く、条件付きですが春ごろまでなら買う事ができるかとと思います

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