-
カラスの最長寿命は120年って本当?
-
飼育下のペット+野生のカラスの寿命を比較!
カラスは100年以上、120年ほど寿命があると聞いたことありませんか?
人間よりの長生きするなら、近所にいるカラスが嫌だ!と思ってしまいますよね。今回は、カラスがどれぐらい長生きするのか。野生のカラスを都心部、田舎の寿命で比較!最長年齢のカラスを一緒に紹介しますね
-
日本に生息するカラスの正体は?
-
名前:シボソカラス、ハシブトガラス
日本には「シボソカラス」と「ハシブトガラス」、この2種類のカラスが主に生息しています
一般的に私たちがカラスと呼ぶのは、このどちらからで「目が黒い」のが特徴。オーストラリアに「ワタリガラス」という住処を移動するタイプの烏がいますが、このカラスは目が白く、日本にほどんどいません
ワタリガラスは20年ほど寿命があります!と聞くと、心配になる方いると思いますが、日本のシボソカラス、ハシブトガラスは実は都心部ではもっと短い寿命です
-
都心部のカラスの寿命は?
-
カラスの寿命:10年
-
平均寿命:7~8年
では、都心部を生息地とするカラス(シボソカラス、ハシブトガラス)の寿命を説明します
都会に住むカラスは寿命は約10年、平均寿命は7~8年です。カラスは肉なども食べますし、生ごみをあさる習性があり、昔は渋谷・新宿の朝方に、めっちゃくちゃいましたよね
今では、たとえば東京都であれば「カラスの数は激減」、2010~2020年の間で「70%以上のカラス」がいなくなったと調査報告があります。しかし、ココはカラスの寿命の10年と関係がなく、「都市型タワーマンション」のような「マンション内のゴミ収容スペース」が増えた+東京都のカラス対策が効果があったからです
都心部のカラスが減り、今度は地方都市のカラスが野生化してますので、市町村の済む方の方がカラス問題は深刻です
-
野生のカラスの寿命は?
-
日本のカラス:シボソカラス、ハシブトガラス
-
カラスの寿命:20~30年
-
平均寿命:15年
-
長い個体:30年
都心部位以外の野生のカラスの寿命は、20~30年、平均的には10年。長い個体で稀に、30年生きるカラスもいます
カラスは、捕食者でありそもそも天敵なる生き物(鷹といったレアな生き物が多く数も少ない)が少なく、むしろ天敵と呼べるのは「人間」です
エサは「動物の肉や昆虫、カエル」など、都心部では生ごみを食べるほど雑食です。天敵がいない環境でエサが豊富な地方都市の方がカラスにとっては住みやすくなってきています
-
カラスの最長寿命は?
-
飼育下の記録:60年
カラスは120年も長生きするという噂についてです
野生動物なのではっきりとココは判明していませんが、飼育下で「ペットのカラス:60歳」をこえても生きていた記録が外国にあります。日本の事例ではないので、正式な比較にはなりませんが、カラス本来の寿命の目安にはなると思います
ちなみに日本ではカラスは野生動物。野生動物は「鳥獣保護管理法」で厳格に管理されペットにしてはダメです
しかし、カラスは「狩猟対象」とするケースもあり、免許をもった方がカラスを仕留めた場合、市に処分を依頼する、自分で飼う、人に譲るのは曖昧にだと言われます。好き好んでカラスを飼う人はいないと思いますが、どちらにしてもペットにするのは良くない事かと思います
さて、今回はカラスの一生について、寿命がどのくらいあるのかを、たっぷり紹介しました。
猫は人間の2歳、カラスの知能は人間の6~8歳と言われる通り、カラスの知能は高いです。脳の大きさもかなり大きく、小学校低学年の子供と同等の知能を持つなら、野生のカラスもあまり放置はできないですよね。近所にカラスがいた、そのうち自然にいなくなるでしょうっと思っても「野生のカラスの寿命は最大30年」もあるなら、対策が必要ですね