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無調整豆乳と調整豆乳の違いとは?
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女性が豆乳を飲みすぎると生理不順の原因に!
牛乳よりも豆乳が健康と聞いたりしますよね。豆乳を使った鍋やスープ以外でも、ソイミルクと呼んでコーヒーで割ったり、朝ごはんのグラノーラやオートミールを牛乳から変えたりと、食べ方はいろいろ。
しかし、豆乳って無調整と調整があって何が、コレ違うの?どっちか健康的で、どんな効果が期待できるの?と、ひとくちに豆乳と言っても種類があるので、ちょっとここで解説しますね
牛乳と何が違う?豆乳とは?~牛乳と調整豆乳、無調整豆乳の違い~
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牛乳と豆乳の違いは?
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牛乳よりも、低カロリー、低糖質!
牛乳は、牛のミルク。豆乳は大豆が原料のソイ・ミルクです
要するに、動物の乳か、植物から絞り出すものかの違いが、まずあります。同じ100mlあたりで「牛乳:67カロリー、豆乳:46カロリー」「牛乳:糖質4.7、豆乳:糖質1.0」と、カロリーも糖質も低いのが豆乳の特徴です
朝ごはんに、グラノーラやオートミールを牛乳で食べていた人が、豆乳に変えたら、
このカロリーと糖質の違いから「ダイエットの効果が期待できる」と考えられています。このあたりの栄養素の事情が、ダイエットのお話につながっていますね
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無調整豆乳と調整豆乳の違いとは?
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飲みやすさを調整した豆乳=調整豆乳
豆乳は「無調整豆乳」と「調整豆乳」「豆乳飲料」があります。
簡単に言うと、無調整豆乳は大豆から豆腐を作るときに「おから」が出来ます。その時の液体が無調整豆乳です
しかし、無調整豆乳は、大豆独特の風味・後味が強く、苦手な人が多いので、砂糖や塩、香料、果汁などで味を調整する必要があります。
それが、調整豆乳や豆乳飲料です。飲みやすくしている分、大豆成分が少ないので、豆乳を飲むことで得られる効果は減少してしまう!って注意点がありますが、まずくて飲めない!お口に合わない!ってなるなら、飲めるタイプの方が合っていますよね
豆乳に含まれる成分から、どんな効果や効能が期待できる?
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脂肪吸収の抑制(太りにくい体質に)
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老化予防とアンチエイジング(肌の維持)
この効果と効能は、男性、女性も共通です
豆乳に含まれる大豆サポニンという成分の抗酸化作用や過酸化脂質の生成抑制作用が、お肌の老化防止にも効果的といわれています。また、女性ホルモンのような働きがある大豆イソフラボンが含まれ、肌のシミやしわおよびくすみなどを未然に防ぎます。お肌の老化を遅らせるような働きをします
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便秘の改善(男女共通)
豆乳は便秘解消のお役に立つオリゴ糖も含まれています。加齢すると増える腸内の悪玉菌を抑え、脹全体の働きを整えてくれるオリゴ糖は、便秘などによる肌荒れを防いでくれるとも言われています。また、ビタミンB1、B2、B6やビタミンEなど、お肌にいいビタミン類が豊富で、ニキビなどでお悩みの方にも良いとされています
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脂肪抑制のはずなのに、豆乳飲んだら太るのは、なぜ?
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牛乳:67カロリー、糖質4.7
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無調整豆乳:46カロリー、糖質1.0
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調整豆乳:64カロリー、糖質3.0
豆乳に変えたら、太った!こんな話、聞いたことありませんか?
調整豆乳には、砂糖など他のモノで味を調整しています。すると「あれ?牛乳と、あんまり変わってない数字」ですよね
確かに、若干、カロリーはすくなめ。糖質が低くなっているのは、嬉しいですが。豆乳はヘルシーだから、平気!平気って、思って他の物をたべてしまうと「誤差の範囲」ですから、いつも以上に食べてしまうのは危険ですね
しかし、この数値からも「ダイエットや健康維持が目的なら、無調整豆乳」なら効果が期待できそうですね
豆乳の飲みすぎは危険?副菜用と女性ホルモンは?
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飲みすぎは、危険?豆乳の副作用は?
30~40歳前後の女性が「豆乳で生理不順。生理前の不快感を感じた」ケースです
飲みすぎは女性ホルモンの乱れの原因となる。豆乳は更年期の症状を軽くしたり、高血圧や骨粗しょう症を予防して大豆製品をとるより吸収率が高く、腸内環境を整えるので美肌にもよいと推奨されています。しかし飲みすぎると、豆乳に含まれるイソフラボンが女性ホルモンと似た役割をするため、ホルモンのバランスを崩して生理不順や不正出血をおこしたりするリスクがあります
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豆乳の1日の適量は?
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1日200~400mlが適量
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コップ半分程度の100mlを朝・昼・晩のどこかで2回
個人差はありますが、豆乳は1日の摂取量は200~400mlと言われています。
確かに売っている豆乳も、そんなに大きなサイズではないですよね。豆乳の飲みすぎは女性にとったら、生理不順のリスクもあるので悪影響です。この1日の量から、コップ半分程度の100mlを朝・昼・晩のタイミングで2回までが目途、がぶがぶ飲むのはNGですね
イソフラボンの適正量については、国によって違いますが、日本では70~75㎎が上限。豆乳コップ1杯程度の200mlで、1日の量の半分以上を摂取できます。イソフラボンで考えると「1日200mlの豆乳」が、日本ではあっているのではないでしょうか
さて、豆乳について、いろいろ解説しました。せっかく身体にいいからと始めたことでも、適量を超えた摂取で身体に悪影響を与えてしまっては勿体無いですよね。生理不順や生理前の不快感を解消していくためにも、他の食品も一緒にバランスよく摂り、生活習慣を見直すことから始めていきましょう