ビシソワーズの日持ちと作り置きの冷凍保存・冷蔵庫の賞味期限・消費期限

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  • ビシソワーズの日持ちと賞味期限は?

  • ビシソワーズは冷蔵保管、冷凍保管できるの??

じゃがいもを使った冷製ポタージュが、ビシソワーズですよね。じゃがいもは傷みやすいし、冷たいスープなので残ってしまった時の保管方法や、どれぐらい日持ちするの?という事が心配になるかと思います

ここでは、ビシソワーズの常温の賞味期限から、冷蔵庫の保管、冷凍保存の方法と日持ちまで詳しく解説しますね。

  • 余った時の保管方法

  • ⇒冷蔵保管(一時的のみ)

  • 作り置きの保管方法

  • ⇒冷凍保存

まずはじめに、作って食べ残した日やビシソワーズが残ってしまった時は、一時的に冷蔵保管。常温にそもそも適していないので、まずは冷蔵保管をします。しかし、それでも日持ち期間は短いので、あくまで短期的な保存と考えるべきです

作り置きでスープストックする時は冷凍保管です。冷蔵保管の方が日持ちが短く、味の劣化が早いです。作り置きをわざわざ冷蔵保管する必要はないので、余った時以外は冷凍保管が推奨です!

  • ジャガイモがゴロゴロ、どうしたら?

ビシソワーズ

ビシソワーズは、ジャガイモは潰してポタージュにしますが、中には「じゃがいも」を具材として、おしゃれに作ることがあると思います。こういった作り方をしたビシソワーズは、特に注意が必要。残った時や保管する時は、具材のジャガイモは取り除く必要があrます

冷蔵の場合でも、水分につかったジャガイモの保管は危険です。傷みやすいジャガイモは取り除きましょう。冷凍スープとして作り置きする場合、ゴロゴロしたジャガイモを具材にすることも出来ますが、解凍後、ジャガイモがボソボソにて味の劣化が激しいです

ビシソワーズの常温保管~常温保管は基本NG、余ったビシソワーズを鍋ごと保管する場合の注意点は?~

ビシソワーズの日持ち・冷凍の保存方法!余った時の常温・冷蔵保管

  • 常温保管:基本NG

  • 夏は3時間程度

  • 腐ってしまう事も!

  • 菌が繁殖する温度

  • 20~50度

  • (43度以上で最も繁殖)

ビシソワーズは冷たい冷製ポタージュですので、常温で保管することは稀かと思います。むしろ、残ってしまった時や余った時のスープを放置してしまう事が一番、良くないです

素材を潰して作るビシソワーズは、食材からうま味がたっぷりありますので、菌が繁殖しやすい環境です。特に菌(ウェルシュ菌など)は、20~50度前後(43度以上が一番、増える)で繁殖すると言われています。日本の気温からして、冬以外は常温保管は難しいですし、今や冬でも家の中は暖房で温かいと、常温での保管はむいていません

作ったビシソワーズが余って残ってしまった時は、まずは冷蔵庫へ。数日食べる予定がないなら、冷凍しましょう

鍋ごと保管でやるべき事

  • 鍋ごと保管でやるべき事、注意点は?

  • 定期的な加熱、再沸騰させること

  • 75度以上、1分間以上の加熱を!

定期的な加熱をすることで、冷製ポタージュでも日持ちするようになります。

基準としては「75度以上の温度で、1分」でほとんどの菌(腸炎ビブリオやO157など)は死滅するからです。しかし、食中毒よくある原因の「ウェルシュ菌」は完全には死滅しません。増殖するウェルシュ菌は加熱処理で死滅するとされますが、芽胞を作った状態ですと100度の温度に6時間耐久するとされます

さっき加熱処理したから大丈夫と思っても、増殖する菌は死滅しても、芽胞はいますので。また、復活すると思ってください。そういう意味では、鍋ごと保管はめんどうな事も以上に多いですし、再加熱を繰り返すと味が損なわれます。また、冷製スープですので加熱→冷蔵を何度も繰り返すのはそもそもよくありません

ビシソワーズの冷蔵庫保管~作り置きで冷蔵ストック!冷蔵庫の日持ち、賞味期限は?~

  • 冷蔵は可能

  • 小分けして冷凍保存が理想!

  • 冷蔵庫の日持ち:3日

  • (推奨:2日)

  • 冷蔵保管の方法

  • タッパー、保存容器

ビシソワーズが余ってしまった時など。タッパー保管は可能です。しかし、基本的にビシソワーズは冷凍保存向きです

タッパーは空気を密封できるので、鍋よりは安心。タッパー冷蔵保管で3日の日持ちですが、推奨としてはジャガイモを使っていますので2日と冷蔵保管でも心配事が多いのも事実です。

保管する時は「消毒したタッパー、保存容器」に保管します。消毒方法は、きれいに洗い乾かしたタッパーに「キッチン用アルコール除菌」をふりかけます。まず、タッパーの内側から磨き、フタの裏までしっかりふいてきれいにしましょう

ビシソワーズの冷凍保管~作り置きは冷凍できる?余ったビシソワーズの冷凍保存~

  • ビシソワーズの冷凍保存

  • 密封可能な保存袋

  • (ジップロック等)

スープの冷凍保存:ジップロックを使う

  • ビシソワーズの日持ち

  • 冷凍保存:2~3週間

冷凍したスープの日持ち:2~3週間

  • 賞味期限を忘れないように

  • ジップロックに日付を書く

ビシソワーズを冷凍保存する時はジップ付きの「密封可能な保存袋(ジップロックなど)」で保管します。作ってから熱いうちではなく「冷めてから」、できれば急速冷凍後に冷凍保存が一番望ましいです。この方法で、ポタージュは2~3週間、冷凍で保管可能です

  • ビシソワーズの解凍方法は?

  • 1食分ごとに半解凍→鍋へ

  • もしくは、流水解凍

ビシソワーズの解凍方法は、袋のまま冷凍庫から、冷蔵庫へうつします。半分、冷蔵庫の中で自然解凍させて、袋から簡単に取り出せるぐらいになったら、そのまま鍋にかけます。この半解凍の方法は、溶けるまで少し時間がかかりますので、もっと早くスープを解凍したい時は、流水解凍をしましょう

ビシソワーズが腐るとどうなる?傷んだ食材の特徴と見分け方~味・臭い・見た目、よくある食中毒~

調理済みジャガイモの日持ち

  • 調理済みジャガイモの日持ちは?

  • 冷蔵保管の日持ち目安

  • 2~4日(推奨:2日以内)

  • 冷凍保存:1か月(推奨2週間)

ビシソワーズの主な材料は、じゃがいもです。ビシソワーズ自体の腐りは「変色」する、異臭がするなどになりますが、非常に見分けがつきにくく、常温で長く放置するのは好ましくありません

食材のじゃがいもは、食中毒事例もありますので。まずは、じゃがいも、そのものの話からです。冷蔵庫で「調理済み、潰したジャガイモ」を保管する場合、日持ちは2~4日です。しかし、冷蔵庫に入れてから「3日を過ぎたら、腐ったニオイ」がしたという事例もありますので、推奨としては2日です

じゃがいもは傷みやすいですが、調理方法にも注意が必要。基本的な事ですが、じゃがいもは芽の付近に毒があります。すりつぶして作るビシソワーズは、ここに一番、気を使うべきです。あとは、保管方法と日持ち期間を守ることが重要です

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