ビーツポタージュの日持ちは?冷蔵庫・冷凍スープの保存方法!

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  • ビーツポタージュの日持ちと賞味期限は?

  • ビーツスープは鍋ごと冷蔵保管

  • 冷凍保管できるの??

ポタージュやスープにすると「赤紫色」でおしゃれ!ビーツポタージュを作った時の保管方法と日持ち期間です

珍しい野菜でしたが、よく見かけるようになりましたね。ビーツを使うなら、スープが定番。アメリカの野菜で食べる輸血と言われるほど「ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、カリウム」が豊富なのが特徴です

色合い的には、ハロウィンやみんなが集まるおもてなしの日なら、珍しくて良いのではないでしょうか

ここでは、このお洒落なビーツを使ったスープを作り置きする時の常温の賞味期限から、冷蔵庫の保管、冷凍保存の方法と日持ちまで詳しく解説しますね。

ビーツポタージュの常温保管~常温保管は基本NG、余ったスープを鍋ごと保管する場合の注意点は?~

ビーツポタージュの日持ちは?冷蔵庫・冷凍スープの保存方法!

  • 常温保管:基本NG

  • 保管温度:10度以下

  • 夏は半日かからず、腐ってしまう事も!

  • 菌が繁殖する温度

  • 20~50度(43度以上で最も繁殖)

後ほど、詳しく説明しますが「ビーツ」は、7~8度前後が保管に適しています。スープにした場合も、10度以下が好ましいので常温は適していないです

煮込んだスープは、食材からうま味がたっぷりありますから、菌が繁殖しやすい環境です。特に菌(ウェルシュ菌など)は、20~50度前後(43度以上が一番、増える)で繁殖すると言われています。日本の気温からして、冬以外は常温保管は難しいですし、今や冬でも家の中は暖房で温かいと、常温での保管はむいていません

作ったスープが余って残ってしまった時は、まずは冷蔵庫へ。数日食べる予定がないなら、冷凍しましょう

鍋ごと保管でやるべき事

  • 鍋ごと保管でやるべき事、注意点は?

  • 定期的な加熱、再沸騰させること

  • 75度以上、1分間以上の加熱を!

定期的な加熱をすることで、スープは日持ちするようになります。

基準としては「75度以上の温度で、1分」でほとんどの菌(腸炎ビブリオやO157など)は死滅するからです。しかし、食中毒よくある原因の「ウェルシュ菌」は完全には死滅しません。増殖するウェルシュ菌は加熱処理で死滅するとされますが、芽胞を作った状態ですと100度の温度に6時間耐久するとされます

さっき加熱処理したから大丈夫と思っても、増殖する菌は死滅しても、芽胞はいますので。また、復活すると思ってください。そういう意味では、鍋ごと保管はめんどうな事も以上に多いので、あまりおすすめできません

ビーツポタージュの冷蔵庫保管~作り置きで冷蔵ストック!冷蔵庫の日持ち、賞味期限は?~

  • ビーツポタージュ冷蔵の日持ち:3~4日

  • 冷蔵保管の方法:タッパー、保存容器

スープが余ってしまった時など。まずは鍋からタッパーにうつしましょう

タッパーは空気を密封できるので、鍋よりは安心。タッパー冷蔵保管で3~4日の日持ちです。

保管する時は「消毒したタッパー、保存容器」に保管します。消毒方法は、きれいに洗い乾かしたタッパーに「キッチン用アルコール除菌」をふりかけます。まず、タッパーの内側から磨き、フタの裏までしっかりふいてきれいにしましょう

  • サラークリームを使う時は、冷蔵3日以内

ビーツスープを美味しくするために「サワークリーム」を使う事ありますよね。サワークリームを使っている時は、冷蔵で3日以内の日持ちです!ここはちょと注意なので、覚えておきましょう!

  • 食べる時は、必ずレンチン。再加熱を!

冷蔵保管したスープを食べる時の注意点です。スープってなぜか、冷たいままでも飲めるっていう人いますよね

作り置きや余ったスープを飲むときに、再加熱しなかったり、電子レンジを使わない食べ方が一番ダメです。冷蔵の場合、タッパーで空気になるべく触れないように保管しているとはいえ、冷蔵庫の中でも傷んでいきます。加熱はそれだけで、殺菌効果がありますので必ず食べる前は、温めるように。

傷んでしまってもう食べれないときは、加熱した時に変なにおいがするなど。調理中に気が付くこともあります。そういった事も含め、加熱することが重要です!ミスや事故を防止する、そういう意味でも加熱はしましょう

ビーツポタージュの冷凍保管~作り置きは冷凍できる?余ったスープの冷凍保存~

  • ビーツポタージュの冷凍:密封可能な保存袋(ジップロック等)

スープの冷凍保存:ジップロックを使う

  • 冷凍したビーツスープの日持ち:2~3週間

冷凍したスープの日持ち:2~3週間

  • 賞味期限を忘れないように「ジップロックに日付を書く」

スープを冷凍する時はジップ付きの「密封可能な保存袋(ジップロックなど)」で保管します。作ってから熱いうちではなく「冷めてから」、できれば急速冷凍後に冷凍保存が一番望ましいです。この方法で、スープは2~3週間、冷凍で保管可能です

  • 解凍方法:1食分ごとに半解凍→鍋へ

  • 解凍方法:もしくは、流水解凍

解凍方法は、袋のまま冷凍庫から、冷蔵庫へうつします。半分、冷蔵庫の中で自然解凍させて、袋から簡単に取り出せるぐらいになったら、そのまま鍋にかけます。この半解凍の方法は、溶けるまで少し時間がかかりますので、もっと早くスープを解凍したい時は、流水解凍をしましょう

ビーツが腐るとどうなる?傷んだ食材の特徴と見分け方~味・臭い・見た目、よくある食中毒~

ビーツとは?~ビーツの日持ち、賞味期限と保管方法~ 

  • ビーツとは?ビーツの日持ちは?

  • ビーツの日持ち(カット済み):冷蔵7日、冷凍1か月

あまり市場にでまわりませんが、そもそもビーツとはどんな野菜なのでしょうか

カブ、大根に似ていますが、ビーツとは、てん菜の仲間で、和名称は、火焔菜(カエンサイ)です。15~20度で育つ野菜ですので、野菜室以下の低い温度は低温障害になりがちですが、7~8度前後でも比較的、日持ちします

ビーツそのものは、冷蔵で7日。冷凍1か月の日持ちです。葉の部分も食べられますが、葉は冷蔵2~3日と短いので早めに食べる必要があります

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