フグが自分の毒で死ぬか⇒ドラえもん曰く死なない!本当の話はどうなの?
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フグは毒で死ぬの?
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体に毒あるのになぜ、生きてるのか
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フグが自分の毒で死なない理由を解説!
漫画のドラえもんの話
「ジャイアンは自分の下手な歌を聴いても大丈夫な理由はなぜ?」と、のび太が聞くとドラえもんは「フグが自分の毒で死ぬか!」とかなりシュールなセリフがあります
たとえ話として、すっごく面白いのですが、実際。フグは自分の毒で死ぬの?死なないのか。気になりますよね
猛毒テトロドトキシンを持つ河豚(フグ)は毒耐性があるのかなど!普通に生活していても、自分の持つ毒で死ぬのでは?と考えてしまった方向けの「フグは自分の毒で死ぬのか、死なないのか論争」を詳しく解説します!
なぜ?フグは自分の毒で死なない理由とは?~猛毒テトロドトキシンと卵巣、肝臓、皮の毒力~
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フグの毒で人間は死んでしまうのに・・・
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何故、フグは自分の毒で死なないのか?
日本で年間30件ほど、フグの毒で食中毒になる方がいます
フグの毒は猛毒の「テトロドトキシン(TTX)」は人間なら2~3ミリで、最悪の場合、死んでしまいます。そんな危険な猛毒を体内に持つフグは、そもそも「何故、自分の猛毒で死なずに生きている」のか。フグ毒の秘密は、フグの生態系が関係します
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フグは他の生き物と違う!
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他の毒のある生き物の違いとは?
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フグ:自分で毒を作らない
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ヘビ:自分で毒を作る
マムシやコブラのような「蛇」は、毒を自分の体内で作ります。自分の体の中で毒を作るなら、自分の毒で死なない体のつくりをしている⇒体内で毒を安全に保管しているようなモノです
しかし、フグの場合は自分で毒を作っていません。ここが、大きな違いです
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フグは体内に毒を蓄積する!
フグは、餌(貝やヒトデ)を食べることで、ちょっとずつ体内に毒を蓄積します。どういうことかというと、有害プランクトンには微量のテトロドトキシン(毒)を含みます。
このプランクトンを貝やヒトデが食べ、フグの餌が食べます。そうすることで、フグの体に毒がたまっていく⇒コレがフグに毒がある理由です
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フグは毒耐性があるの?
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=テトロドトキシンを統合しない
フグに、テトロドトキシンは無効なのか?フグの体の秘密です。通常、テトロドトキシンは細胞にあるたんぱく質(ナトリウム・チャンネル)とくっついて、毒として効果を発揮します。
しかし、フグの体は、たんぱく質(ナトリウム・チャンネル)と統合しない特殊な体質をもっているとされています
つまり、これはテトロドトキシンに対する耐性をもっていると考えて良いでしょう
しかし、一説によると、100%完全に統合しない訳でもないともいわれ、たくさんの量であればフグも自分の毒で死んでしまいます。フグって、実はまだまだ謎が多い生き物ですから、今後の研究結果が気になります
端的に言えば、フグは「大量の毒、テトロドトキシン」の許容範囲を越えたら、普通に死ぬと言えます。ただし、自分で自分の毒を食べる事はないでしょうから、体の中に毒がある⇒生活していて、死なないという事になります
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フグ毒の部位、場所は?
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卵巣、肝臓など
一般的には、卵巣、肝臓に毒をもつとされますが、フグは自分の体で毒を作る生き物ではりません。毒を含む餌を食べるから、毒が蓄積されているだけですので、フグの毒の部位や場所は、種類によってかわってきます
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トラフグの毒はどこにある?
トラフグ:トラフグの毒の部位はどこ?
こういう理屈を知ると、フグは素人が手を出す食べ物ではないですね。フグの種類によって、毒がある場所や部位が違うのなら、ちゃんと免許をもったフグ屋さんで食べるのが一番いいことなのでしょう