にんじんのグラッセの冷凍保存から常温・冷蔵保管の日持ち期間、保存方法を徹底解説!
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手作り人参グラッセは、いつまで食べれる?
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グラッセの日持ちと保存方法を解説!
手作りで作った人参グラッセが余った時、人参グラッセを作り置きして冷凍保存した時に、どのくらい日持ちするかわからない方向けに「人参グラッセの常温から冷蔵庫、冷凍保存の日持ちと賞味期限・消費期限」を詳しく解説します
お弁当の人参グラッセのは何時間くらいなら大丈夫?といった気になる日持ちの疑問にお答えします
人参グラッセの常温、冷蔵庫、冷凍の日持ち期間の目安と賞味期限を徹底解説!
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人参は「冷蔵庫で保管を推奨!!」
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具材:にんじんの日持ち
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常温:NG
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冷蔵:1週間
まずは、人参グラッセの具材「にんじん」の賞味期限から。カットした人参(皮を切り、輪切りなどにした場合)は「常温:NG、冷蔵:1週間」ほどの日持ちです。人参は、そもそも常温保管で放置すると長持ちしない野菜です
人参を保管する適正な温度は「0~5度」と冬なら、日の当たらない涼しい部屋や冷暗所で保管もできますが、春と夏、秋の季節では常温保管での放置はおすすめしません
人参グラッセを常温保管する場合~常温放置してしまった時の日持ちの目安、賞味期限は?~
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人参グラッセの常温保管
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日持ち目安:12時間
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作ってから「当日」まで
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夏は半日
人参は、常温が向いていない野菜です。グラッセにしたらバターと砂糖、塩を使っているので大丈夫では?と思っても、防腐効果があるほど塩を使っていませんよね
グラッセの場合でも、カット人参と同じく「常温:当日中、夏は半日まで」が限界。時間としては、12時間程度ですが、もちろん放置したグラッセの味の保証はできないです
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お弁当は保冷剤あり
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目安:6~8時間
お弁当のグラッセは、どうでしょうか。人参グラッセを子供のお弁当のおかずにする時は、温度に注意⇒保冷剤が必要です
お弁当の場合は、お弁当箱とお弁当袋に「保冷剤:有」で涼しい環境にして6~8時間が理想的な人参グラッセの保存方法です
冷凍したままの「冷凍⇒人参グラッセ」は3時間程度で自然解凍されると考えましょう。
子供がお弁当を残した!夕方だけど、食べて大丈夫?という日があると思いますが、まずは、保冷剤がまだ冷たいのなら大丈夫です。しかし、保冷剤が解けていたとしても、お弁当を涼しい場所に置いていなかったり、今日は特別暑かったなど。その日の温度に大きく左右されちゃいますから、お昼の食べ残しを夕方食べるのはNGです
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常温保管の長持ちのコツ
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最低でも「ラップ」をする
グラッセをあえて常温で保管する人はいませんよね?でも、食べ残ったお皿をラップ。そのまま放置してしまったことはあると思います。常温保管の長持ちのコツは「ラップ」をすることですから。サランラップ等で空気に触れないようにしてあって、この日持ちです。
コツは「菌の繁殖を防ぐために、最低でも空気に触れさせないこと」ですが、常温であえて保管する人はいないかと。どちらかといえば、放置してしまって「コレ、食べて大丈夫か状態」に困惑しているかと思います。腐ってしまった場合や食べると危ないときの状態を最後に解説してますので、そちらを参考に(一番、下です※腐った写真は載せてません。ご安心を※)
人参グラッセを冷蔵庫に保管する場合~日持ちの目安、賞味期限は?~
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人参グラッセの冷蔵保管
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日持ち目安は、3~5日
前日に明日のお弁当用に人参グラッセを作るけど、大丈夫?と疑問にもつ方がいると思います。人参グラッセを作り置きするときは、冷蔵保管が正しいです。冷蔵庫なら3日~5日と十分日持ちしますので、1日程度の冷蔵保管はまったく問題ありません
作り置きの人参グラッセは食べる時に電子レンジであたためなおし⇒レンチンします
グラッセは、3~5日の日持ち期間ですが、味の方はやっぱり3日を過ぎると作ったときより、おいしくない感じがします。味まで考えるなら、冷蔵でも3日以内にしましょう
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人参グラッセの冷蔵保管
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春:3~4日
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夏:3日
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秋:3~4日
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冬:3~5日
人参グラッセの作り置き保管は、季節によって大きくは変化しませんが、家庭の冷蔵庫は業務用ほど性能はよくありません
冷蔵庫といえどもドアの開け閉めの頻度が高い方は、もう少し短めを目安に。家庭用の冷蔵庫はドアを開けっぱなしにしていたなど、一度、温度が上がると覚ますまでに時間もかかります。冷蔵庫で保管する場合でも、春なら、3~4日。夏場で3日以内、秋で3~4日。冬で、5日程度を目安に、3~5日を保管しましょう
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人参グラッセの冷蔵保管
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⇒タッパー、フリーザーバック
人参グラッセの冷蔵保管のコツはタッパーやフリーザーバックに「1食分ごとに保管すること」です。タッパーよりフリーザーバッグの方がより空気に触れないので、そちらの方が安心感は強いです
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作り置きに向いてるレシピ
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人参グラッセの作り方
作り置きレシピ:人参グラッセの人気レシピ
時短レシピ:人参グラッセをレンジで作る方法
ここまでの説明で、常温・冷蔵庫の保管の人参グラッセの保存方法と日持ち目安が伝わったかと思います
人参グラッセは作り置き可の副菜、添え物⇒アレンジが豊富です。作り置きOKのバターなしのレシピと、時短で作る2つのレシピがおすすめですので、作るときの参考にしてくださいね
「人参グラッセ」を冷凍保管する場合~日持ちの目安、賞味期限は?~
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人参グラッセの冷凍保存
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30日
人参グラッセを冷凍する場合は、1か月が日持ちの目安、約30日です。しかし、冷凍できるといっても、味は確実に落ちます。また、人参グラッセを、冷凍庫に保管するほど超大量に作らずに、グラッセは1週間以内(平日の5日間)で食べきれる量で作り置きするのが、おすすめです
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人参グラッセの冷凍保管の方法
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フリーザーバックで1食ごとに
冷凍保存するときは「よく空気を抜いて、フリーザーバック」で!空気をちゃんと抜かずに冷凍すると、霜ができたりして解凍するときも大変です。自然解凍後は、どれぐらい大丈夫?と疑問があると思いますが、「常温で自然解凍は、氷が解けてからグラッセの常温保管の日持ち」とほぼ一緒。冷蔵庫の場合も冷蔵保管の日持ち期間を参考に
自然解凍の時間の目安は、食材によって溶ける速度がちょっとは違いますが。だいたい「20度の温度で、2時間半で解凍する」ので、夏場以外は3時間内に自然解凍されると思っていいです。それなので、冷凍庫から何時ごろ出したか、思い出して逆算して日持ちの安全性を確認しましょう
腐った「人参のグラッセ」の特徴と見分け方~味・臭い・見た目、よくある食中毒~
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腐ったグラッセの見分け方は?
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フォーク刺してみる
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変な感触ならヤメる
生の人参なら、「ひげ根」が生えたり、黒っぽくなり見た目でわかりやすいですが、腐った人参グラッセの見分け方は、見た目では難しいです。
人参はぶにょぶにょになったときは、水分不足ですの水に1日程度、浸すと元に戻るなど。人参は生命力が強く、調理した「グラッセ」となると簡単には見分けがつきません
そのため、人参グラッセは『フォークで刺す⇒感触がおかしい』と思ったら、腐っている可能性があります
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腐ったグラッセの味・臭いは?
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表面がシワシワ
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中身はヌルリ
保管してあるタッパーを開けた時に、「強くバター臭かったり」、油くさいなと思う時はすでに時遅し。そういう場合は見分けがつきますが、5日目だけどどうなんだろ?というぐらいは目で見てわかる感じはしないです
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人参グラッセの食中毒は?
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ウェルシュ菌
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→ 腹痛、下痢、脱水症状
腐った人参を食べると、腹痛、下痢、脱水症状など、お腹に来る系のダメージを負いますので、日持ちの目安を過ぎているグラッセ、特に常温のモノは避けましょう
この他にも、異臭(チーズや納豆っぽい臭い)を放つ、酸っぱい臭いや生ごみの臭いがするもの。見た感じ:白っぽいカビ(黒、茶色の場合も有)、表面にぬめりがある。変色した水分が垂れている、ネバネバした糸を引くなど、こういった症状が確認されたら、アウトですので、絶対に食べないように。
いかがでしたか。人参のグラッセは、作り置きするとハンバーグ献立にも使えるし。お弁当にも使えるとといいことばっかりなんですが、日持ち期間を守ることが大切ですよね。放置しちゃったときは、まず食べず、見た目や臭いから判断。ちょっとでも違和感を感じたら、ヤメるのが正解です
献立例:殿堂のハンバーグの付け合わせ、献立おすすめランキング
さて、人参グラッセの日持ち期間を、春・夏・秋・冬の季節別に。手作りグラッセを常温で放置してしまった時の目安時間賞味期限と保管方法のコツを紹介しました。
グラッセを作り置きしたら、ハンバーグの日の添え物、付け合わせにピッタリ。こちらで、人参グラッセに合うハンバーグ献立例をのせてますので、参考にしてもらえると嬉しいです