アマガエルの一生と春夏秋冬の様子と暮らし⇒生活場所とか面白ネタを教えて
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アマガエルの寿命と一生の物語
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アマガエルの住処や生活場所は?
カエルを子供が捕まえてきて飼う事になった!カエルの一生の事を教えて!というご両親の方と、実は面白いアマガエルの春夏秋冬の様子や生活場所など!ためになるカエルの豆知識と雑学をたっぷり紹介します
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カエルはどこからやってくる?
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⇒よく考えてみて!
日本にいるカエルはアマガエルとヒキガエルが有名です
ざっくり言うとアマガエルは水田や池⇒田んぼの近くを生息地とし、ヒキガエルは山や畑近くの湿気のある場所にいます
カエルの生息地は日本全国、アマガエルの夏の住処は水田や池といった水のある場所です
カエルはどこからやってきて、どこに行くのか。カエルって実はよく考えると不思議じゃありませんか?
田んぼを持つ方は「田んぼに水を入れる⇒なぜかカエルの卵が出現する」⇒「気が付いたらカエルがゲコゲコ鳴いている」という風に、ある日、突然、現れて1~2カ月で大量発生します
その後、稲刈りをすると「水かなくなる⇒カエルが一斉にいなくなる」と、急に、カエルは姿を見せません
カエルは卵で産まれると知っていても「大人のカエルはいつ田んぼに卵を産んだのか」が実は謎です
カエルは両生類だから水の中、陸上のどっちでも暮らせると知っていても「秋になるとカエルが消えてしまう」⇒そして、全く見かけないのが不思議です
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アマガエルとは
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夏が終わると寿命を迎える
普通、夏にいる生き物は秋に寿命を迎え、死んじゃいます
カマキリなら夏から秋に「木に卵の集合体を産みつける⇒卵で冬を過ごす」という風に子供が生まれてきますが
もしかしてカエルの卵は「カエルが夏に田んぼに産む⇒田んぼの土の中に卵がある⇒水にぬれると孵化する」といった感じなのでしょうか。こんな風に、よく考えるとカエルの一生は謎だらけです。一周回ってカエルの生態系がよくわからなくなります
アマガエルの一生と寿命⇒田んぼのカエルの寿命は何歳?
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アマガエルの寿命は?
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寿命⇒5~7年
夏の生き物の大半は、秋になると寿命を迎えます
カマキリもカブトムシもみんなお亡くなりになります
しかし、中にはクワガタのように冬眠して冬を越す⇒冬越しする生き物がいます。
実はカエルは冬眠ができる生き物で、カエルの寿命は5~7年と長生き⇒野生のアマガエルですら、5年以上も生きているのです
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アマガエルのギネス記録
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⇒特になし
カエルのギネス記録は「世界最大のヒキガエル⇒体長38センチ、体重は2.65キロ(1991年3月)」という記録があるくらいで、最高長寿のギネス記録は特にありません^^
ちなみに、アマガエルを大事に育てて飼った人の記録に、8年や10年といった長寿のアマガエル情報が日本にあります
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田んぼや池のカエルの天敵は?
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天敵⇒ヘビ
アマガエルの寿命は5~7年と説明しましたが、田んぼや池のカエルたちは常に身の危険があります
アマガエルはアブラムシやウンカといった田んぼを荒らす害虫をエサとして食べる益虫=人間の見方です
しかし、水の中にはカエルの天敵と強敵がおり、田んぼならカエルにとってヘビが天敵です
田んぼにいるヘビは主にシマヘビですが、稀にマムシといった天敵の中の最上級のボスキャラもいます
マムシは石垣やコンクリートの隙間がある水辺なら生息しています
さらに、空から「小鳥」と「カラス」がカエルを狙う事があり非常にカエルとって生存競争が激しい場所です
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強敵
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⇒タガメ
また、あまり田んぼには見かけませんが。小川や水路にいるタガメ⇒ちっちゃい魚を食うタガメがカエルによって強敵です
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そしてカエルは嫁探しをする!
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⇒GW以降から8月
カエルが鳴く理由:カエルが夜に鳴く時間帯・時期
カエルが夜に鳴く時期は毎年、4月後半・GW頃~8月の終わりごろ⇒カエルは繁殖期間中の時期に鳴きだします
大人になったカエルはそのあとは、子孫を残すためにゲコゲコ鳴く=繁殖行動を始めます
カエルの面白いお話は「ゲコゲコ鳴く⇒オスだよ!」とアピールしており、もしも鳴かないカエルがいたら暗闇の中でオスがオスを襲う!という不思議な事が起きるとされています。
カエルは鳴き声でオス、メスを区別しているという研究があり、なかなか面白い内容です^^
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冬のカエルの様子
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住処:湿った落ち葉の下
なるほど!カエルは1年でお亡くなりになる生き物じゃないなら
秋や冬はどっか違う場所にいるのだな!と想像できる通り、カエルは夏と秋・冬で住処が違います
秋の稲刈りが終わり、その後。カエルを見かけなくなる理由は、秋から冬はカエルは湿った「浅い土の中」や「落ち葉の下」を住処とし、冬眠をして春になるまでじっとしているからです
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飼育のカエルは冬眠しないよ!
カエルは冬眠する⇒冬は土の中にいるといっても「めっちゃ深い土の中」ではなく、湿った落ち葉の下に隠れるように生活している事の方が大多数です
カエルは冬眠すると説明しましたが、実はカエルにとって冬眠は超ハイリスクな行動です
冬眠中に天敵に食べられてしまう事もありますが、冬眠前に食べた餌⇒内臓の中で腐ると、それが原因でカエルは冬眠中に死んでしまいます。そのため、カエルを飼う人は「冬:温度20度以上の環境」で、冬眠させずに飼育するのが定番の方法です
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春のカエルの様子
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気温6度を超えると
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⇒冬眠から覚める
秋の終わりから冬のカエルの様子は、じっとして冬眠するという行動ですが
気温が6度を超えるとカエルは冬眠から目覚めます。春のカエルの様子は、徐々に活発的になり、私たち人間が気が付く前に水辺⇒田んぼに卵を産みます
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4月から5月GW頃のカエル
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⇒カエルの卵がどっぷり出現!
気温が6度を超え、田んぼや池といった水辺に、ゼリー状の塊と黒いつぶつぶが出現します
このゼリー状の塊がカエルの卵⇒どのくらいかの量を教えると「ざっくり、バケツ1杯分」がカエルの卵の集合体の量です
そして、このカエルの卵の面白いお話は「カエルは生まれた場所に戻って卵を産む」という帰巣本能と言うべき特殊な能力を持っているとされています。
簡単に言うと「田んぼにいるカエルは、全部⇒長い歴史のある同じ一族のカエル」だと言う事です
そして、その後、卵の状態から約1週間で、黒い幼生になります
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カエルの卵
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⇒おたまじゃくし
カエルの成長過程の名前は「卵⇒幼生=おたまじゃくし」というのが赤ちゃんの名前です
大人になった緑の生き物が、みなさんの知っている姿のカエルです^^
つまり、カエルとは『生まれる⇒夏は生まれた場所で過ごす⇒冬は違う場所で冬眠する⇒戻ってくる』という生体系をしています
この話が分かると、カエルの次の謎行動が理解できるかと思います
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窓ガラスにくっついたカエル
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⇒同じカエルだよ
カエルがたくさんいる地域に住む人は
「玄関や窓ガラスに毎日、カエルがいる」や「いつも同じ場所にカエルがいる」のを目撃しませんか。
毎日、同じ場所でカエルを見かけると「昨日と一緒のカエルなのか」「別のカエルなのか」疑問に思うと思いますが、高確率で同じカエルです
ちっちゃいシールをはってテストしたら、次の日もシール付きのカエル⇒カエルは帰巣本能がある生き物でした^^
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やめろ!食うなよ!
詳しく⇒家猫がカエルを食べると?
さて、今回はカエル⇒アマガエルの一生と寿命から春夏秋冬のカエルの様子や生活場所を詳しく紹介しました
ぱっと見てカエルは可愛い奴ですが、敵に襲われると「皮膚から毒」を出すタイプが多く、アマガエルやヒキガエルを触った手で「目や皮膚の弱い部分を触ってはダメ⇒炎症」を起こします!
その他、カエルは人間なら触ったらちゃんと手を洗う必要がありますが、アマガエルのお腹の中に寄生虫がおり、家で飼ってる猫が食べるとお尻から変な虫が出てくる病気にかかる事があります。家猫がまちがってアマガエルを食べた時は病院へGOです!
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