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冬と夏に、ちらし寿司が余ったら?
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残った海鮮ちらし寿司
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バラちらし寿司の保存方法+日持ち目安!
ひな祭りや子供のお誕生日の夕飯に、ちらし寿司を作りすぎてしまった
残ってしまい余った時の保存法ってどうしたらいいか、困ります。五目ちらしならまだしも、晴れの日に作るような「マグロ、イカ、海老、サーモン、いくら」といった海鮮具材を使っていると、冷蔵庫に入れておこう!と誤った保存の仕方をしてします
今回は、魚やエビなど具材や刺身を使った「海鮮tちらし寿司が余った日の保存法」を、常温・冷蔵庫・冷凍保存で徹底的に解説します。残りのチラシ寿司に困った時の目安、アイデアの参考にしてくださいね
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酢飯の冷蔵保管はNG
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ちらし寿司の保管がダメな保管温度は?
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→0~4度の温度がNG
まず、余った「ちらし寿司の酢飯、ご飯」に大きな落とし穴があります。
なんと!ちらし寿司の「酢飯のお米」は冷蔵庫での保管が向いていません。理由は、酢飯に限らず「お米はデンプンを多く含む=0~4度の温度で固くなる」っといった性質があり、食品的には、2、3日食べられると言いますが、冷蔵庫に入れておくと「水分がなくなる=パサパサ→お米がカチカチ」になります
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→冷蔵デキるけど
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⇒10時間以内でパサパサに
夏場など、常温が不安な気温、部屋の温度の時はしっかりと密封して冷蔵庫に入れても10時間が限界。基本的に、酢飯の冷蔵庫保管は難しいと思ってくださいね
海鮮ちらし寿司とバラちらしの賞味期限と日持ちは?~常温で注意する部屋の温度と保管場所~
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余った「ちらし寿司」は?
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⇒基本的に常温保管
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推奨する保管温度は
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⇒20度以下
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保存に適した温度
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4度以上~10度前後が推奨
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日持ち時間:1日以内
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翌日までが推奨
余ったちらし寿司の保管方法は、ご飯が冷蔵できないので常温保管が基本的な方法です
夏と冬で保管するべきか、ちらし寿司は「保管する部屋の温度」に注目です。
推奨する保管の温度は「適した温度:10度前後」です。理由を、詳しく温度を述べますと「4度以下でお米が固くなる為、4度以上の温度」が望ましく、お米にはセレウス菌(バチルス菌)という菌が繁殖しやすく、28度~35度の温度で菌が繁殖しやすいとされます
しかし、食中毒の原因となる菌には「部屋の温度:12度以上」から活動する菌もいますので10度前後が「ちらし寿司の保存に最もベストな温度帯」であり「日持ちする期間は、1日以内、翌日まで」が推奨です
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保存方法は?
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寿司桶
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お皿ごとラップで密封
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保存場所は?
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日があたらない涼しい場所
酢飯は冷蔵庫で保管ができませんから、基本的に常温保管し、次の日までに食べるのがベストです。常温の場合は0~4度以上、10度前後の部屋の温度ぐらいが推奨であり、酢飯の常温保管は「寿司桶+ラップ」の保存方法で「涼しい場所、日のあたらない場所」で保存します
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海鮮具材、刺身が余ったら?
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→基本、ボイル海老以外は取り除く
海鮮具材はボイル(茹でた)した海老以外は、基本的に取り除きます。マグロ、サーモン、イカといったお刺身は通常、「ラップで密封+常温:12時間頃」から異臭やドリップが発生します。
寿司は酢が使ってあり保存性が高く、そもそもお寿司とは「海でとれた魚→山で暮らす人」でも食べられるように開発された食べ物です
しかし、江戸や明治時代で作られていた寿司と今のお寿司は違いがあり「昔:しめさば、ます寿司(笹の葉の防腐効果)」とのように酢を刺身の部分まで使う、笹の葉の防腐効果を利用するタイプのお寿司が主流でした^^
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刺身の日持ち
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12時間(ラップ有)
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イクラの日持ち
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12時間(ラップ有)
今のちらし寿司は「漬け込みなどをしていない生の刺身」、マグロやサーモン、イカを使う事が多く、海鮮具材は刺身の保管を同じ方法をとる必要があり、基本的には「10度前後を維持できないなら、取り除く」が正解です
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ちらし寿司が余ったときのアイデアはコレ!
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→海老といくらの稲荷寿司
献立例:いなり寿司の献立・晩御飯の副菜と汁物に!もう一品の料理
マグロやサーモン、イカといった大きな食材は取り除くことができますが、イクラの扱いに困りますよね^^
アレンジお稲荷さんや、韓国の稲荷寿司にユブチョバプといったメニューがあります。中でも海鮮稲荷はよく話題になる食べ方ですので、是非、次の日に食べる稲荷寿司として食べるのもご検討してくださいね
また、完全に具材を取り除けた!という方は、もはやそれは酢飯です。酢飯は「酢飯が余ったら?常温・冷蔵・冷凍保存と日持ち期間」で詳しく解説+余った酢飯のアレンジ料理もたくさん紹介してるので、ココも参考に^^
ちらし寿司の冷凍保存と賞味期限・日持ち~余った酢飯の保管方法とアレンジレシピ~
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酢飯は冷凍できる!
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野菜と椎茸
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錦糸卵、ボイル海老は冷凍可
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冷凍保存の方法:ラップ+保存袋
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ポイント:急速冷凍するのが◎
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冷凍の日持ち:1か月以内
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味のおいしさ:2週間ほど
余ったちらし寿司は実は部分的に冷凍保存ができます。冷凍OKなちらし寿司の具材は「キュウリ、人参、錦糸卵、椎茸、ボイル海老」といった生の海鮮以外の具材です。お刺身系のマグロやサーモン、イカなどは「冷凍中→ドリップが発生」と、魚からでるドリップでダメになってしまいます
通常、ご飯を冷凍保存する時は「あたたかいままのご飯」をラップしますが、ちらし寿司の場合はすでに冷めてしまっていますよね
ちらし寿司の冷凍は、食べる量ごとに「ラップ+保存袋」に入れて、しっかり密封します。空気が入ると冷凍焼けの原因になるので、しかりと空気を抜き、急速冷凍することで酢飯のうま味をきちんと冷凍します
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パサつかない解凍方法は?
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温め時間:600W、2分程度
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次に、茶わんにうつしてほぐしてから2分
冷凍したご飯を電子レンジ解凍するとパサつく事が悩みのタネですよね。ちらし寿司(OK具材の場合)の解凍でパサパサしないコツは「2重解凍」です。最初に、600Wで2分、レンチンします。そのあと、茶わんなどに移して「ご飯をほぐしてから、再度、電子レンジで2分(600W)」と、様子を見ながら解凍すると、パサパサ現象を軽減できます!
さて、余った時のちらし寿司の日持ち、賞味期限と保存方法を解説しました。ちらし寿司は生の刺身も使う事が多く、心配事も多いです。保管の温度、場所に注意しながら次の日までに食べきるようにするのがベターな方法です
具材:ちらし寿司の具材ランキング!好きな海鮮ちらしのおすすめ具材ベスト・レシピ!
献立例:ちらし寿司の献立・付け合わせ!副菜・汁物と肉のおかずはコレ
これで美味しいちらし寿司を作りすぎても多少は安心できるアイデアをご提供できたかと思います。ちらし寿司は特別な日に作る人気レシピですから、次回、作る時は具材や献立、付け合わせも喜ばれるものを作ってあげてくださいね。ココでちらし寿司の日の献立例もしっかり紹介しています^^