カマキリの孵化時期は4~5月!温度は15度以上の日が30日続くと産まれる!
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カマキリの卵を発見!
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いつ出てくる?保管方法教えて!
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カマキリの卵が孵化すると何匹産まれるの?
秋ごろになると、庭先の樹木や草木に、茶色い要塞を発見。これはいったい何なの?と思った方、それはある昆虫の卵です
この茶色いカリカリしてそうなモノの正体は卵嚢(読み方:らんのう)と言い、この中には子供が好きな昆虫の卵が約200個ほど入っています
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この卵の正体はカマキリ!
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交尾・産卵時期
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8月後半~11月頃
茶色い要塞から産まれて出てくるのは、カマキリ。子供がかっこいいと惚れこんでしまう昆虫の1つです
カマキリは種類にもよりますが、通常、日本にいるタイプ(全10種類⇒主に、オオカマキリとチョウセンカマキリ)なら、8月後半~11月頃が交尾の時期で、卵を秋の季節に木や草木に産みつけます
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カマキリの卵はどこにある?
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→産みたては白い泡玉
カマキリが卵を産んだばかりの時期⇒9月15日~10月頃は色が白で、泡玉のようなスポンジです
カマキリの卵を見つけたらすぐに駆除すべきかと心配な方⇒見つけてもすぐにカマキリは生まれてきませんので、可及的速やかに駆除する必要はなしです
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→少しすると茶色になる
少し時間がたつとカマキリの卵は白から茶色になります
カマキリの卵を秋に捕まえたい人は「南天の木」や1mくらいの長い植物(イネ科の植物)を探してみるといいかと思います
都心部の公園を探しても卵が見つからない時は『トイレの裏の壁』や「コンクリート」に卵を産むカマキリもいますよ!
カマキリをよく見かけるのは夏の時期かと思います
このカマキリの卵はいつ孵化して、中からカマキリがどのくらい出てくるのでしょうか。
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冬のカマキリの卵
実はカマキリは成虫で冬を越す事ができない昆虫であり、卵の状態で冬を越します
過去に「カマキリが卵を産んだ高さまで雪が積もらない説」がありましたが
雪に埋もれたカマキリの卵から赤ちゃんが生まれたことがきっかけで現在では否定されています
カマキリの卵の位置以上でも冬に雪がつもることがあります
カマキリの卵を見つけたら?いつカマキリは生まれるの?
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カマキリが孵化する時期は?
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卵が孵化する時期
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⇒4~5月
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卵が孵化する時間帯は?
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目安⇒朝方、午前中が多い
カマキリの卵を見つけたら、いつ生まれるのか⇒子供が発見したら楽しみに待っていますよね
秋にカマキリの卵を発見しても、すぐにはカマキリは出てきません
カマキリの卵は冬越しをして、温かくなった春の時期に卵から孵化してカマキリが出てきます
カマキリの孵化の季節は、時期で言うと『4月~5月』と約1ヵ月の間の時期でうまれます
孵化する時間帯は『朝方、午前中』が多く、カマキリの卵を飼育箱で育てている方は
仕事から家に帰ったら産まれていた!
朝起きたら、わんさか子供のカマキリがいたなど、産まれる瞬間を見逃しやすいです
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カマキリの卵の孵化兆候は?
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→特にないが
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気温15度以上~20度前後
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→この気温、温度を維持すると
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1ヵ月程度で孵化する
カマキリの卵の孵化を生で見たい、リアルタイムで動画撮影したいと思ったら、ある程度、見張るしかありません
カマキリの卵が孵化しない!どうして?と思った時の参考の目安としては、
カマキリの卵の孵化は約1か月の時間がかかり、条件としては『気温15度以上、20度前後』とこの温度の状態が続くと30日以内を目安に生まれて出てくる!っと気温や温度を確認してみるといいです^^
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逆に言うと?
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カマキリの卵は
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冬に温めると孵化する!
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→部屋の温度に注意!
先ほど、カマキリの卵は4~5月が孵化する時期と言いましたが、正確には『気温』と「温度」が関係しています
たとえば、部屋の中で卵を飼育すると『20度以上で部屋の温度を保つ続ける=卵を温める』と、冬でもカマキリが生まれます
カマキリの卵を孵化させる方法は、温度が大きく関係し
「15度から20度前後」を1ヵ月の状態を続けると、春以外の季節でもカマキリの赤ちゃんが誕生する!と思ってくださいね
しかし、カマキリの寿命は短く、卵は冬越しできても成虫は冬越しできず
『5月に誕生→12月までにお亡くなりになる』とカマキリは平均的に寿命が7か月しかない昆虫です
無理に卵を冬に孵化させてしまうのはかわいそうです
カマキリの最長の寿命は、めちゃめちゃ大事に育てて、5月から翌年の2月頃まで生きていたケースがありますが
稀なケースでありどちらにしても、元気に活動する春から夏まで生きられないことになってしまいます
カマキリは冬越しが無理な昆虫と考えましょう
カマキリの卵が孵化しない!なぜ?カマキリの赤ちゃんが生まれないの?
カマキリは気温が15度以上の日々が1ヵ月続くと、春に生まれてくると説明しました
でも、5月のGWになっても、卵が孵化しない⇒カマキリが生まれて来ない時があります
カマキリの卵が孵化しない理由の1つは「種なしのカマキリの卵」だからです
種なしのカマキリの卵とは何かというと、カマキリのメスは「交尾をしなくても卵を産む昆虫」であり、
交尾してない時に産んだ卵は孵化しません。要するに、交尾してないカマキリのメスの卵が種なしです
カマキリの卵の保管方法⇒秋から冬は「飼育ケースを縦」に置くのが正解!
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カマキリの卵の保管方法は?
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⇒ケースを縦に置く
カマキリの卵を見つけたら、保管方法がどうしたらいいか分からないですよね
カマキリの卵の保管方法は飼育ケースは横ではなく⇒縦に置き、木にぶらさがってる感じにしましょう
飼育ケースを縦する?なぜ盾にする必要があるのかとか、と疑問に思った方⇒考察力あるりますね^^
飼育ケースを縦にすることとは「出来るだけ生まれた環境に近づける為」です
イメージがわかない方は、野菜で考えると理解しやすい内容です
収穫した野菜は「大根⇒土に埋める」、「人参、ブロッコリー⇒立てて保存」すると「横に置くより長く保管=鮮度が長持ち」します
要するに自然で育つ植物は、生まれた環境や育った環境に近い方が「長く保管できる=長く生きる」と言う仕組みであり、
カマキリの卵も同様に考えて問題ない内容です
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カマキリの卵の保管方法は?
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⇒大きい飼育ケース
見つけたカマキリの卵は、大きめの飼育ケースで保管します。
理由は、ケースが大きくないと大量にうまれたカマキリの赤ちゃんをカバーできないからです
カマキリの卵の保管方法の注意点は、部屋の温度が15度~20度になっていると、冬にカマキリが春と勘違いして生まれてくることがあるため、なるべく涼しい場所に飼育ケースを置きましょう
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カマキリの卵から何匹出てくるの?
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産まれるカマキリ
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⇒200~300匹
1つのカマキリの卵嚢から何匹ぐらいのカマキリが産まれるか
茶色いカマキリの卵1つから、200~300匹のカマキリが誕生⇒たくさん生まれてきます
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カマキリの子供の生存率
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5%未満
しかし、この200~300匹のカマキリの子供たちの生存率は5%未満、死亡率は95%であり
200匹生まれても、大人のカマキリになるのは約10匹と少ないのが特徴です
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大量に生まれる卵は?
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メスがオスを食べた場合
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⇒大量のカマキリが孵化する
産まれてくるカマキリの数の違いに面白い研究結果があり『メスがオスを食べた場合→多くの卵を産む』という研究があります
50匹前後多く、産まれてくると、カマキリの数に違いがあるとされています
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カマキリのオスは食べられちゃうの?
詳しく⇒カマキリはが共食いする理由
カマキリは交尾の時にメスがオスを食べると言いますよね
カマキリのオスはメスに全員!食べられてしまうのかと考えると、カマキリのオスはかわいそうな生き物です
カマキリのオスはメスから交尾の時に生き残ることができるのか
カマキリの研究報告に面白い情報:有⇒研究結果を解説すると
意外と逃げ切るオスが多く、10組のカップルのうち、約1組以上がメスに食べられてしまいますが、90%のオスは逃げ切るみたいです^^
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カマキリは何色?
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緑と茶色の違いは?
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→遺伝で色の割合が変わる説
日本にいるカマキリの子供は、ほとんど茶色ですが、カマキリは緑色もいますよね
カマキリの色が緑か、茶色であるかには仮説が2つあります。1つ目はカマキリの種類⇒要するに遺伝によって緑か、茶色かが決まるという仮説です
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正解はコレ!
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脱皮後にの周りの環境に
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合わせて色が変わる説
若干、カマキリの種類によっても多い、少ないがありますが『周りの環境と同色になるように遺伝している』という説が有力で、緑の自然が多い場所にいたカマキリの子供は、緑色が多く、木や枯葉の多い場所を住処としていたカマキリの子供は、茶色が多くなるとされています
さて、カマキリの卵から何匹産まれるの?いつごろ孵化して出てくるの?というお話を詳しく紹介しました
カマキリの卵を子供が持ち持ち帰ってきた!
カマキリって確か肉食!昆虫以外で飼育の時にあげれるエサはないの?
という時に役に立つ耳より情報をいっぱいのっていますので、何かの参考にしてくださいね