キッシュの日持ちと作り置きの常温・冷蔵庫・冷凍保存の賞味期限・消費期限切れ

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手作りキッシュの保存方法と日持ち期間を解説!

キッシュの常温・冷蔵庫保管・冷凍保存の日持ち期間と保存方法を解説

  • キッシュは冷蔵保管・冷凍保存できる?

  • 作り置きや残した時の保存方法と賞味期限・消費期限切れは?

キッシュとは、生クリームと卵+ほうれん草などの緑黄色野菜を一緒に焼いた卵料理です。キッシュロレーヌと呼ばれることがありますが、ロレーヌはフランスの地名ですので、キッシュとキッシュロレーヌは別物として考える必要はありません!

キッシュのように卵を使っている料理は保存方法と日持ち期間が心配になりますから、キッシュを作りすぎて残ってしまったら時の目安として。ここでは、キッシュの常温放置の時間や冷蔵庫保管、冷凍保存について詳しく解説しています!

キッシュを作ってから常温で放置してしまった!常温放置の賞味期限・消費期限切れは?

キッシュの日持ちと作り置きの常温・冷蔵庫・冷凍保存の賞味期限・消費期限切れは?

  • キッシュの常温保管:基本NG

  • →夕飯にキッシュが余った時

  • まず個別にラップを!

  • 作ってからの目安は?

  • 夏2時間

  • 冬:半日(ラップ有)

材料の卵を調理済み、加熱してあるとはいえ、キッシュは常温保管はむいていません。夏など暑い日は作ってから2時間以内が目安で、冬場で半日(約5時間以内)が食べられる時間と考えましょう

卵はたんぱく質が多く、加熱するとサルモネラ以外の菌の餌になります。常温はかなり危険。キッシュを焼いてからラップ無しで空気に触れる状態ですと1時間程度から菌がわきます。安全に卵を食べることを考えたら、ラップをして2時間ぐらいが目途です

キッシュは冷蔵庫で保管できる?~冷蔵保管の目安~

  • キッシュの冷蔵保管は?

  • 冷蔵保管:2日(翌日まで)ですが!

  • 冷蔵庫の中では水分が抜ける!

キッシュの冷蔵保管の日持ちは「2日以内」、夏は冷蔵庫の中でも当日中なら食べられます。出汁巻き玉子のように濃い味付けが可能であれば、調味料の防腐効果で3日ほど卵料理は冷蔵庫でOKとされますが、キッシュは作ってから翌日までが冷蔵保管の目安です

  • 冷蔵・冷凍のどちらも

  • アルミホイルで包むのがおすすめ!

パンの冷凍保管:アルミホイルに包み冷凍する

しかし、キッシュは日持ちするとはいえ、冷蔵庫や冷凍庫に保管すると「キッシュの生地=水分が抜ける=パサついて食べられない」となることが多いので、あまり推奨はしません。もしも、キッシュを冷蔵するなら「ラップよりアルミホイル」で包む方が水分が抜けにくいです

冷蔵庫・冷凍庫で保管する時は「アルミホイル+温度が冷めるまで待つ」といったあら熱をとる事が必要です。理由は、熱いままの状態は「水滴」が発生し、保存容器内で傷みやすくなります。あら熱をしっかりととるのが、キッシュの冷蔵保管のコツです

キッシュは冷凍保存できる?作り置きは冷凍保存がキッシュの保管方法!

冷凍保存が可能なキッシュ:作り置きする時はアルミホイル推奨

  • キッシュの冷凍保存:2週間

  • 冷凍中も傷みやすいのが

  • 調理済の卵の特徴!

キッシュは冷凍保管ができます。目玉焼きのように黄卵と白身を混ぜていない卵料理は冷凍不可。冷凍すると白身の食感がおかしく食べられないですが、キッシュは溶き卵として混ぜて作っていますから冷凍は可能です

しかし、焼いた卵は冷凍の過程で傷みやすい特徴があるので冷凍保存するとしても2週間が目安。出来れば、2週間よりも早く消費するのがおすすめです

  • 冷凍するとボソボソする!

  • どうしたら?

  • 味付け:マヨネーズを少し加える

キッシュだけではなく、焼いた卵料理全般的に言える事ですが冷凍すると「焼いた卵=食感がボソボソする」ようになります。冷凍することを前提として作るなら、味付けにマヨネーズを少し加えると、ボソボソ感が軽減できます。ちょっとした裏技ですので覚えおくといいと思います

キッシュの解凍方法:電子レンジの温め直し

  • キッシュの解凍方法は?

  • 電子レンジ:600Wなら3~5分

  • 電子レンジ:500Wなら5~7分

冷凍したキッシュの解凍方法です。キッシュは自然解凍ではなく加熱が加わる電子レンジです

600Wなら3分、500Wなら4~5分で解凍ができます。自然解凍なら半日ほどで解凍できますが「自然解凍→食べる時に1~3分ほど、電子レンジで加熱」する必要があるので、解凍後に食べる時は、ココにも注意です!

キッシュの食通毒事例~傷んだ!腐った卵と賞味期限とは?~

  • 材料の卵の賞味期限は?

  • 卵は割ると賞味期限が短くなる食べ物!

キッシュの日持ちを解説ました。次に、材料の卵のことも軽く説明しますね。

スーパーで購入する卵は基本的に賞味期限が載っています。卵は産卵後「春・秋:25日以内、夏:16日以内、冬:57日以内」の範囲で賞味期限が決まるルールで、多少、地域と卵の種類によって差はあります。普通の卵であれば「常温:NG、冷蔵:約2週間、冷凍:不向き」の食べ物と考えて良いかと思います

卵は賞味期限が記載されていますが、殻を割ったら日持ちが短くなります。生のままでは数時間しか日持ちしませんので加熱する必要があります

  • キッシュに多い食通毒の事例は?

卵料理に多い食通毒の事例です。卵はよくサルモネラ菌が話題になりますが、サルモネラ菌とは鶏の卵の殻に付着が多く殻にヒビが入った時などに黄卵、卵白で増殖することがある菌のことです

卵を生で食べるのは日本人ぐらいと言われますが、家畜の業者さんの努力で殺菌されているからです。しかし、それでもサルモネラ菌による食通毒はあり、冷蔵庫の5度前後の温度でも増殖します。これは加熱することで回避できるので卵料理の場合は「半熟の放置」を特に気を付けた方が良いです

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