スマホ老眼とは、スマートフォンの普及で急速に増加した老眼症状。特に20~30代に多く、スマートフォンはパソコンより画面との距離が目に近い事が大きな原因と言われているスマホ世代の老眼症状の事です。スマホ老眼対策に「まばたきの回数を増やす」「40cm目をスマホから離す」「画面やまっすぐ見ない」などを取り入れてみたらどうでしょうか
若い世代で近年急増焼酎の「スマホ老眼の原因と対策」
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ファーストトレード株式会社が全国在住の35~45歳の男性会社員200名を対象に行ったアンケート「老眼と老眼鏡に関する意識調査」によると、約9割がスマホ(タブレット含む)やパソコンを使用しており、さらに約5割は毎日1~3時間は使用していることがわかりました
スマホ老眼の原因①「衛生管理のためのガイドラインを超えた長時間の使用(=スマホ依存)」
2002年に厚生労働省が策定した「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」によると、「パソコン、携帯端末などの連続使用時間は1時間以内」と定められています。しかし実際には、2~3時間以上連続して使用することも多い
出典:サワイ健康推進課 「スマホ肩」「パソコン老眼」にご用心
スマホ老眼の原因②「パソコンより近い距離で集中的に見つめるあまり、調節緊張症になりやすい」
スマホを使っている状態は、目にとっては大変過酷な状態(近くを集中的に見つめるあまり、ピントを合わせる毛様体筋が緊張して凝り固まっている状態)。 近くにしかピントが合わず、遠くはぼやけてしまうというもの。この状態が続くと目の疲労につながり、肩こり・頭痛、ひどくなると精神的な病気も引き起こすことにもなる
出典:健康長寿の道 スマホ目(調節緊張症)とは そのチェックと予防解消法 NHKシブ5時で紹介
スマホ老眼は、どんな症状?夕方になると目がかすむ、遠くがぼやけるなど「夕方老眼」の症状が現れる
夕方になると目がかすむ、遠くがぼやけるなど「夕方老眼」。スマホなどデジタル機器を朝から晩まで見続けることで文字などが読みづらくなるという症状です。またドライアイも要因です。ドライアイはエアコンやデジタル機器を見続けることで目が乾燥して起こります
出典:Mocosuku スマホ老眼って?目のケアの為に注意すべきこととは?
スマホ老眼になると、「目の疲れ」や「ピントが合わない」「近くのモノを見ると頭痛がする」など様々な苦労をする事に・・・。
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眼の疲れを感じる
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本や新聞を遠ざけて見るようになる
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遠いところから近くへ視線を移したときにピントが合わない
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近くのものを見ると頭痛がする
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LINEやメールをする時、打ち間違えるようになる
スマホ老眼の予防・対策は「まばたきの回数を増やす」「40cm離してスマホを見て、定期的に目を休める」「画面やモニター、ディスプレイをまっすぐ見ない」
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スマホ老眼の予防対策①「まばたきの回数を増やす」
スマホやパソコンを使用する際には、意識してまばたきをする回数を増やしましょう。スマホやパソコン、TVに集中してしまうと自然とまばたきの回数が1/4程度に減ってしまいドライアイの原因にもなってしまいます。
出典:ナチュラルフレンズ
スマホ老眼の予防対策②「40cm離してスマホを見て、定期的に目を休める」
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定期的に目を休ませるようにすることが大切。パソコンの場合は、20分使用したら、20秒間、20フィート(約6m)先を見て目を休める。スマホの場合は40cm以上、スマホから目を離して使う事が大切
出典:ナチュラルフレンズ
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スマホ老眼の予防対策③「画面(モニター、ディスプレイ)をまっすぐ見ない」
SQL Server developerのMladenさんによると、『目が疲れるのはモニターをまっすぐ見ているからだ』(※1)と考えられています。モニターの上部を見る目線の角度は10度、下部を見るときには30度ほど下向きが良いそうです。
出典:ナチュラルフレンズ
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スマホ老眼の予防対策④「ホットタオルや市販のホットアイマスクで目を温める」
写真:花王ホットアイマスク
ホットアイマスクを使って目を休めることはスマホ老眼対策として特に有効。ホットアイマスクで目の筋肉の緊張を解いてあげることで、疲れ目による目のトラブルはかなり減らすことができます