【コタツでみかん】蜜柑を食べ過ぎると手が黄色くなる柑皮症の原因&理由「みかんの健康効果と効能&食べ過ぎない適度な量は?」

冬になると、コタツで食べたくなる食べ物が蜜柑(みかん)です。コタツでみかんをすると、暖かくてついつい食べ過ぎてしまう。みかんを食べ過ぎると「手が黄色くなる柑皮症(かんぴしょう)」は病気なの?手が黄色くなる原因と理由、症状を解説。風邪やガン、骨粗しょう症の予防、美しい肌を作る美肌効果がある!みかんの食べ過ぎない適度な量とは?などの蜜柑の健康効果と効能など冬の美容・健康的なフルーツの素朴な疑問にお答えします

蜜柑を食べ過ぎると手が黄色くなる柑皮症(かんぴしょう)の原因&理由①「コタツで食べたいものランキングのトップは、断トツで蜜柑!」

 コタツで食べたいものランキングのトップは、断トツで蜜柑

  • 1位 みかん(支持率42%)

  • 2位 アイスクリーム(10%)

  • 3位 コーヒー(7%)

蜜柑を食べ過ぎると手が黄色くなる。みかんの食べ過ぎで手が黄色くなってしまうのは、やはり冬になるとコタツから出られず、手の届く範囲にある「みかんを食べ過ぎ」てしまう人が多いようだ。こたつでリラックスしながら食べたい、飲みたいものを約8,300人へアンケート調査した結果、断トツのトップがみかん(約3,500人が回答)なのです。

データ・出典:DIMSDRIVE 暖房器具に関する調査「こたつでリラックスしながら食べたい、飲みたいもの」

蜜柑を食べ過ぎると手が黄色くなる柑皮症(かんぴしょう)の原因&理由②「みかんに含まれるβカロテンが手を黄色くする正体」

 蜜柑を食べ過ぎると手が黄色くなる柑皮症(かんぴしょう)の原因&理由

  • 柑皮症の症状①「柑皮症(かんぴしょう)は手先からなる。これは、みかんの皮をむく時に、βカロテンが指先に付着する為におこる現象」

  • 柑皮症の症状②「過剰に蜜柑を食べ過ぎると、βカロテンが体内を巡り周り、皮膚に色が付着します」

  • 柑皮症の症状③「つまり、蜜柑の皮を手で触る事と体内でβカロテンが蓄積し、皮膚に色をつけてしまうのが原因」

柑皮症(かんぴしょう)は、βカロテンを多く含む「人参」や「かぼちゃ」の食べ過ぎでも発症します。しかし、人参やかぼちゃを手で触る機会は、みかんほど多くないです。たくさんの量を食べなくても、みかんの場合、手が黄色くなってしまうのは、みかんの皮をむくときにβカロテンが手にくっつくからです

柑皮症(かんぴしょう)は「大きな害は無い症状、あまりに過剰に食べ過ぎない場合、気にする事は無い症状」

柑皮症(かんぴしょう)は、病気ではありません

柑皮症(かんぴしょう)は、皮膚の外・内側にβカロテンが付着して黄色くなる症状です。柑皮症は単に色素過剰摂取により、皮膚に色が出てきただけなので、摂取を控えることで症状は改善します。肝機能障がいによる黄疸(おうだん)とはまったく異なる症状で、病気ではありません

みかんの効果・効能「美しい肌を作る美肌効果、風邪・感染症や生活習慣病を予防する効能がある」

 みかんの効果・効能「美しい肌を作る美肌効果、風邪・感染症や生活習慣病を予防する効能がある」

  • みかんの効果・効能①「風邪、感染症予防」=ビタミンA、ビタミンB、ルチンが豊富

  • みかんの効果・効能②「疲労回復」=蜜柑のすっぱい味はクエン酸、クエン酸とミネラルが豊富で疲れを回復させる

  • みかんの効果・効能③「美肌効果」=人間の体内ではビタミンCは摂取しても壊れやすい。蜜柑に含まれるヘスペリジンはビタミンCを破壊させないようにサポートする役割をする

  • みかんの効果・効能④「便秘解消」=食物繊維が豊富で腸内活動にも良い

  • みかんの効果・効能⑤「ガン予防、特に大腸がんに強い」=蜜柑のβクリプトキサンチンは発がんを抑制する効果がある。特にみかんの皮には、抗がん作用が強く、ドライフルーツなどで摂取するとなお良い

  • みかんの効果・効能⑥「骨粗しょう症の予防」=蜜柑のβクリプトキサンチン、果物に含まれる色素は骨を強くしたり、女性のホルモンバランスを整える効果がある

みかんの適量「大人の適量は1日に2個までと言われる。しかし、1日4個食べた場合、骨粗しょう症を予防する効果が高く、92%も骨粗しょう症になるリスクを軽減する」 

  • みかんと骨粗しょう症の研究①「みかんの産地、静岡県三ケ日町では女性が骨粗しょう症にかかるケースが少なかった」

  • みかんと骨粗しょう症の研究②「女性が閉経してホルモンのバランスが変わると、骨粗しょう症にかかりやすくなるが、みかんをたくさん食べる地域の人たちの女性は骨粗しょう症が少ない傾向があった」

果樹研究所の杉浦実主任研究員らは、温州ミカンの産地の一つ浜松市の三ヶ日町地域で調査を開始。この地域の閉経後の女性212人で、βクリプトキサンチンの血中濃度と骨粗鬆症の関連を調べると、ミカンを毎日4個食べることに相当する血中濃度の人は、ミカンを食べない日がある人よりも、骨粗鬆症にかかるリスクが92%低かった(2013年:米科学誌プロスワンで発表)