蛇のヤマカガシとは?生息地・住処はココ!毒の強さは?噛まれたら血清はある?

蛇のヤマカガシとは?生息地・住処はココ!毒の強さは?噛まれたら血清はある?

  • 北海道以外の日本全国を生息地・住処とする!

  • マカガシに噛まれたら血清は病院にあるの?

ヤマカガシとは、昔の言葉で『カガシ=蛇』という意味があり『山の蛇』から由来している日本に住む蛇の名前です。

日本にいる代表的な毒蛇の1つ、マムシや沖縄にいるハブなど。噛まれたら病院に行かなきゃならない危険な蛇です。では、ヤマカガシとはいったいどんな蛇で、日本のどこにいるのでしょうか。

  • ヤマカガシはどこに住んでいるの?

  • ヤマカガシの生息地:日本全国(北海道以外)

  • 出没時期:4月後半から11月頃

ヤマカガシの生息地は日本全国と住処は広く、極端に寒い北海道や本土から離れた小笠原以外にはいるとされます

全長60~120cmと大きさは、日本のどこでも同じくらい、出没時期は『4月後半から11月頃』ですが冬越しをする蛇であり「平均寿命は6~7年」も生きると言われます。

しかし、地域により見た目の模様が異なり『東京方面のヤマカガシ=赤・黒の斑紋が交互にある事』が多く『大阪方面のヤマカガシ=斑紋が少しマバラではっきりしない』など、多少の違いがありますが『黒い斑点模様』がある蛇は、ヤマカガシと思って近づかないようにするのがベストです

  • ヤマカガシの住処は?

  • ヤマカガシの住処:エサのカエルがいる水田

ヤマカガシの住処:エサのカエルがいる水田

  • ヤマカガシの住処:山際の枯葉が多い場所

山際の枯葉が多い場所

  • ヤマカガシの住処:岩場

  • →コンクリートの水路に注意!

ヤマカガシの住処:岩場

ヤマカガシは小さな小魚も食べますが、エサのメインは『カエル』で水田にいる「アマガエル」や『トノサマガエル』といった、田んぼのある地域ならどこにでもいるカエルがエサ。

水辺以外にも山には『ツチガエル』がいますので、ヤマカガシは『水辺』や『山際(山の下、ふもとの木の付近)』など。そういった場所を好み住処としています。

ヤマカガシの毒の強さ:マムシの3倍、ハブの5倍

  • ヤマカガシの毒の強さはどのくらい?

  • 毒の強さ

  • ⇒マムシの3倍、ハブの5倍

  • →1970年代は毒蛇ではなかった

  • →血清は現在、在庫のみ

ヤマカガシの毒の強さは『マムシの3倍、ハブの5倍』と噛まれると死亡する事例もありと危険な蛇です

しかし、この蛇は他の蛇と違い『奥歯、奥の牙に毒』があり『深く噛まれないと、毒が注入されない』と、1970年代は毒蛇と認定されていなかった蛇です。

1980年以降に、ヤマカガシに噛まれ死亡事例が出てから毒蛇認定がされ、血清が作られたという経緯があります

そして、ヤマカガシの血清、噛まれた時の薬は『1980年代に作られてから、生産中止』していて2020年頃の『ヤマカカシに噛まれた人→1980年代の血清を使う』という治療法で、いずれ血清がなくなってしまった時は非常に怖い存在です!

マムシの住処、巣穴

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マムシの住処:マムシの住処と巣穴!毒蛇のニホンマムシの生息地

さて、今回は日本にいる毒蛇のヤマカガシの生息地から毒の強さを紹介しました。

ヤマカガシは噛まれても、毒牙が奥にあるので毒を食らいにくい言われますが、血清はコストの関係で、今は作られておらず、いつか在庫がなくなってしまった時は、恐怖の存在となりますから、ヤマカガシに噛まれるのだけは避けたいですね。

日本に他にいるマムシも毒があります。このヘビの特徴も載せておくのでよかったら参考にしてください

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面白情報:毒蛇は、自分の毒で死ぬ?死なない?

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