水族館の水槽&ガラスが割れない理由~水槽の厚さやガラスの素材は?~
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強い水圧にも耐える水槽、ガラスの厚さや素材は?
水族館へ行くと、よく考えると水槽が割れたりしたらどうしよう?といらぬ心配をしてしまう事や何故、こんなに大きな水槽が割れずに水圧に耐えられるのだろうと素朴な疑問を持つことがあります。
以前に、外国のニュースでは白熊が石を水槽にぶつけ、水槽にひびが入ったというニュースがありましたが、日本の水族館はどうなのでしょうか。
日本国内で水槽が割れたというニュースを耳にしたことがない気がしますので、もしかしたら外国と日本で使っている素材や技術力に違いがあるのかもしれません。ここでは、ちょっとした水族館への心配、素朴な疑問を解消するように水族館の凄さをお伝えしています
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阪神大震災でも割れなかった
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水槽の正体はアクリルガラス!
兵庫県にある須磨水族館の水槽は、阪神大震災の揺れでも割れる事がなかったというニュースがあったことを覚えています。
大震災でも割れなかった水槽のガラスは、アクリルガラスの水槽でした。日本の有名どころの水族館はアクリルガラスを採用しているというのが、強力な水圧にも耐えるポイントと考えて良いでしょう
水族館の水槽、ガラスはアクリルガラス。素材は、ポリメタクリル酸メチル樹脂
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水族館の水槽のガラスは?
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名前⇒アクリルガラス
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水族館のガラス素材とは?
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⇒ポリメタクリル酸メチル樹脂
水族館が採用しているガラス素材は、ポリメタクリル酸メチル樹脂。
ポリメタクリル酸メチル樹脂は高い透明性と衝撃耐性がある素材で、一般的にはアクリルガラスという名前の水槽です。
要するに、奇麗で透明なガラスなのに、強度があるガラスを使っているという事です
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水族館の水槽の厚さは?
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厚さ60cm以上
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7500トンの水量、水圧に耐える
沖縄の沖縄美ら海水族館、黒潮の海。有名な巨大な水槽ですが、この水槽はギネスブックにも載るほど。厚さは、60cm以上、7500トンの水量とその水圧にも耐える強度があります。この水槽もアクリルガラス製の水槽です
水族館の水槽は、安全を考え安心できる素材を使っていると考えて良いでしょう。実際に、よほどの事がない限り割れないというのが実態でしょう。
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当然!サメのアタックでは壊れない
水槽の中の大型のサメなどがアタックしても、簡単に割れるような素材ではないです。
確かに、大震災にも耐久するほど素材であれば、水槽が割れたらどうしよう?と心配すること自体が杞憂かもしれませんね
さて、今回は、水族館の水槽⇒ガラスは割れるの?割れないの?っという疑問を解消する内容を紹介しました
水族館の水槽&ガラスの厚さ、素材とは水圧に耐える強力なポリメタクリル酸メチル樹脂を素材としたアクリルガラス。非常にすごいものですね。
大きな水族館で、水槽われたらどうなるんだろう?水族館で無意味な心配をしてしまう方も
安心する水族館の作り。アクリルガラスの厚さや素材から水族館の魅力がまた1つ増えたかと思います!
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水槽の中のサメ
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⇒魚を食べちゃわないの?
その他、水族館の話で面白い!っと思うのは、サメ。サメって同じ水槽にアジやイワシがいたりしますよね。なんで食べちゃわないのでしょうか?この辺りのお話は、子供が喜ぶ面白ネタです!よかったら見てくださいね