揚げた野菜の天ぷらの保存方法+日持ち期間は?常温・冷蔵庫と冷凍保存の方法

Author

余った夏野菜天ぷらの保存方法と賞味期限・消費期限切れ!

揚げた野菜の天ぷらの保存方法+日持ち期間は?常温・冷蔵庫と冷凍保存の方法

  • 野菜の天ぷらはいつまでもつ?

  • 保管の目安は?

夏は「うどん、蕎麦+天ぷら」と野菜を揚げた天ぷらをよく作ります。ナス、大葉、オクラやピーマンが美味しいのが夏野菜の天ぷらですよね。

しかし、天ぷらは揚げすぎてしまう事もあり、いったいどれくらいの時間なら常温・冷蔵庫保管、冷凍保存できるのでしょうか。夏によくみなさん作るメニューですので日持ちも心配。今日は、揚げる前の天ぷらは作り置きできるのか、揚げた後の余った天ぷらはどういう風に保存すべきなのか、冷凍NGな野菜も含めて詳しく解説します!

油で揚げた後!野菜の天ぷらの日持ち期間~常温放置は何時間もつ?衣が酸化する温度は?~

 野菜の天ぷらの日持ち期間:常温・冷蔵庫保管と冷凍保存

  • 揚げた後の天ぷらの日持ちは?

  • 常温保管の場合:3時間以内が目安

  • 夏や暑い日:1、2時間以内

天ぷらに使う食材が「野菜(オクラ、大葉、ピーマン、なす等)」といった夏野菜が主流の時です。夏なら心配になりそうな具材もありますが、食材以前に「温かい温度=天ぷらの衣がペタペタ」になるのを経験した事がありませんか?

この現象「衣の酸化」と言い、長く放置すると傷んでしまいます。天ぷらの酸化を防ぐコツは「空気にふれない」+「低い温度ほど酸化する時間は延長できる」のこの2つの事が重要です!おおそよですが、部屋の温度が20度なら5位間程度で、天ぷらの衣に油が回り切り、ペタペタ、ベタベタするようになります

天ぷら粉をつけて揚げた天ぷらの保存方法と日持ち期間は、目安として常温保管は3時間です。天ぷらを作りすぎて残ってしまった時は、3時間が賞味期限とされますが、夏場など20度を超えるような日は「1、2時間以内」が目安にするのがベストです。

食品用ラップ:常温保管の長持ちのコツ

  • 常温保存する場合:ラップやタッパーに入れる

  • →感覚を開けて並べる

天ぷらは時間がたつにつれ、衣がベタっとしそのまま常温放置すると傷みやすくなります。夫が家に帰宅するまでの短い時間なら、お皿の下に、クッキングペーパーを敷き、ラップをして空気に触れないようにします。この方法でも1時間程度ならもちますが、長く保管すると、天ぷらとクッキングペーパーがくっつくといった残念な結果になります!

揚げてから1時間以上、また旦那が帰宅しないよ!という時は「一旦、間隔をあけて並べて置く」のがベストです

  • お惣菜の野菜天ぷらは?

  • 原則:3時間以内(常温の場合)

スーパーにあるお惣菜の野菜天ぷらを買うと、パックに「お早めにお召し上がりください」とあります。お早めにとは当時中の事を意味し、出来れば「3時間以内」に食べるのが推奨です。スーパーやお惣菜屋さんは、その日のうちに売れ残った天ぷらは破棄するお店が多く『当日中に食べる事を前提』に作っています

午前中に買った天ぷらなら、お昼ご飯に食べる。夕方にスーパーで買った時は夜ご飯に食べるとイメージするといいかと思います

電子レンジ

  • 天ぷらの温め直しのコツは?

  • 温め直し①:電子レンジ600W1分30秒

  • 温め直し②:レンチン後、アルミホイルを敷いてトースターへ

冷めてしまった野菜の天ぷらの温め直しのコツです。天婦羅は、電子レンジとトースターを使って、カリっとしたサクサクの揚げたてのようになる方法があります。この方法はお惣菜の天ぷらを美味しく食べるコツなのでマスターするといいと思います!

やり方は、野菜の天ぷらを電子レンジで温めた後「衣に水を軽く霧吹き」してからトースターで温めると衣がサクサクとします。トースターに、電熱性の高いアルミホイルを敷くとより揚げたてように温め直し出来ますよ^^

  • 再加熱のレシピは?

  • 野菜の天ぷら+卵とじ丼

野菜の天ぷら+卵とじ丼

献立例:天とじ丼に抜群のおかず!夕飯の付け合わせの副菜・汁物の献立はコレ!

余った天ぷらの衣をサクサクにする方法を紹介しましたが、それでも再加熱はちゃんとした方がいいのでは?と、天ぷらの賞味期限や日持ちが心配になる時ありますよね

そんな時のレシピは「卵とじ丼」にするのがベスト。基本的に食中毒の原因となる菌は、75度以上+1分以上の加熱で死滅しますから、3分程度加熱を加える「卵とじ丼の具材に、野菜の天ぷら」を使うのはありです

ジップロック

  • 揚げた後の野菜の天ぷらの冷蔵庫保管は?

  • 保存方法:タッパー、ジップロック

  • +個別にラップ推奨

  • 冷蔵保管:1日以内(翌日のお昼)

  • 冷蔵庫:美味しい味は、5時間以内

揚げた後の野菜の天ぷらは冷蔵保管するときは「1日以内」が目安です。ただし味が美味しいのは「5時間以内を推奨」、天ぷらの衣は冷蔵庫の温度でも酸化は進み「8~10時間程度」で油っこさが強くなります

天ぷらを冷蔵保管するなら「野菜天を1個ずつ、ラップで包む」+「タッパー、ジップロックで完全密封」することが理想的、ラップを大量に使うのがもったいない時は、2~3個を衣がひっつかないように「間隔をあける」のがベスト。翌日のお昼頃までなら食べられます。念のため、油が染み出すことがあるのでタッパーの時は、下にキッチンペーパーを敷いておくと◎

  • 揚げた野菜の天ぷらの冷凍保存は?

  • 冷凍保存の期間:2週間程度

  • 注意点:1か月冷凍できるが、2週間が目途

天ぷらを冷凍する時、食べられるか、食べられないかで話をすれば1か月冷凍可です。しかし、天ぷらは冷凍すると衣がベタベタになり、食感が悪くなるので冷凍しても2週間が目途、目安とするのが良いと思います

ステンレス製の金属トレイ

  • 冷凍保存の方法:個別ラップ+ジップロック

  • +なるべく、平たく保管する

  • +冷凍した野菜の天ぷらは、急速冷凍がおすすめ!

天ぷらを冷凍保存する時は、確実に温度を冷ますのがポイント。アルミやステンレス製のバットの上に「ジップロックやフリーザーバック」に入れた天ぷらをのせ、急速冷凍します。急速冷凍までしなくても良い食材もありますが、絶対になるべきなのは「ちくわ」です

練り物は、ゆっくり冷凍するとフニャフニャになり冷凍保存に失敗することがあるので、天ぷらは急速冷凍!とルールを決めておくといいかと思います!

  • 冷凍NGの天ぷらの具材は?

  • →ゴボウ、ゴボウ有りのかき揚げ

冷凍できない天ぷら:牛房の天ぷら、ゴボウのかき揚げ

冷凍できない天ぷらの代表的な野菜を1つ紹介します。1つは「水分の多い野菜がダメ=ゴボウがNG」で、レンコンやピーマン、オクラなど。普段、冷凍している野菜は天ぷらでも冷凍保存ができます。

揚げる前!天ぷらは作り置きできる?冷凍野菜から天ぷらを作るのが正解!

  • 天ぷらの作り置きは冷凍野菜から作るが正解!

  • レシピ①:表面の霜、水分は綺麗にふき取る

冷凍野菜から作る天ぷら:揚げる前の常温・冷蔵庫。冷凍保存の日持ち期間

  • レシピ②:天ぷら粉、溶き卵は揚げる前につける

  • →揚げる時の温度は、170~180度の高温

天ぷら粉、溶き卵

揚げる前の天ぷらを作り置きできるの?先に、作って冷凍しておきたい方はちょっと待って!

天ぷらの作り置きは、基本NGで冷凍野菜から作るのが正しいです。水に溶かした天ぷら粉(小麦粉も)は「グルテン」を含み、これがネバネバになる成分です。グルテンは長く放置すると、油で揚げた時に「天ぷらがフニャっとする=サクサクにならない!」ので、衣をつけた状態の保存は、味と食感が悪くなります

つまり、揚げる前の天ぷらは完全に作り置きは難しく、単純に、冷凍野菜に衣をつけて揚げる方法になり時短料理の部類になります

天ぷらがご飯に合わない、おかずにならない

さて、今回は天ぷらの日持ちについて徹底的に解説しました。夕飯で余った時や、時短料理の参考にしてくださいね。また、天ぷらは夜ご飯に作ると、単品!天ぷらとご飯!という感じになってしまいがちですから、もしよかったら夕飯の献立例を激選ピックアップしてますので、コレも見てもらえると嬉しいです^^

献立例:天ぷらの献立メニュー・おかず!副菜サラダ・汁物はコレが合う子供に人気

好きな天ぷら:好きな天ぷらの具材ランキング!人気から定番の野菜・魚・肉のネタは?

スポンサーリンク