猫がゴロゴロ言う理由とは?ゴロゴロ音の効果は癒しと骨折・怪我の治癒!

Author

猫がゴロゴロ言う理由とは?ゴロゴロ音の効果は癒しと骨折・怪我の治癒!

  • 猫のゴロゴロは怪我を早く治す効果あり!

  • ゴロゴロ言う猫の状態や特徴を詳しく解説!!

家猫を飼って初めてびっくりする事が、ゴロゴロとした音を猫が発する事ではないでしょうか。

猫がゴロゴロ、グルグルのような音を出している時、猫は何を飼い主さんに訴えているのか。今回は、通称、猫の喉鳴らし、喉鳴りと呼ばれる「猫のゴロゴロ音」について詳しく説明します

猫のゴロゴロ言う音が鳴っている場所:声帯、血流の流れる音

  • 猫のゴロゴロ音はどこから鳴っているの?

  • 仮説①:声帯の振動の音

  • 仮説②:血流が増えた時の音

まず、猫がゴロゴロ言う仕組みや場所ってどこなの?というお話です

猫と同じネコ科の動物のトラやライオンは「ゴロゴロしない」「ゴロゴロ音を出さない」とされ、オオヤマネコやチーターは猫と同じくゴロゴロ音をする動物と、種類によって喉鳴らしをするか、しないかに多少違いがあります

しかし、今では2つの仮説があり、1つ目に「興奮状態で血流が増える→胃の近くにある横隔膜が揺れてゴロゴロと音がする」、2つ目に「猫の声帯近くの筋肉の揺れ→ゴロゴロ音がする」という考えがあります。

  • 有力説は、声帯付近、喉の辺りからの音

どちらも甲乙つけ難い内容ですが、2つ目の「声帯付近、喉の辺りからの音」の仮説が有力です

ゴロゴロ音は喉頭(人間だとノド仏といわれる場所)の筋肉が急速に収縮し、声帯が振動することで鳴っているという内容です。

この考えでは、猫は「ニャーと鳴く声帯」+「ゴロゴロ音を出す2つ目の仮声帯がある」とされ、使い分けて音を出しているとされていますが、過去に「喉頭を切開された猫が横隔膜を使ってゴロゴロ音を鳴らした」という報告事例があり、どちらが正しいか、今のところ、わからない。はっきり解明していないのが実態です^^

ゴロゴロ音をしない猫:赤ちゃんの時に母猫が近くにいなかった場合

  • ゴロゴロ音をしない猫はいるの?

  • →小さい時に母猫がいなかったケース

猫でゴロゴロ音をしない、ゴロゴロ鳴らない猫はいるの?と、飼っている猫がゴロゴロ音をしないケースです

ゴロゴロ音をしない猫は、どういう事が考えられるかと言うと、赤ちゃんの時に母猫が近くにいなかった猫ほど、ゴロゴロ音をしない傾向が多く、中には生涯1度もゴロゴロ鳴らさなかった猫もいます。

たとえば、野良猫なら、猫は1回の出産で平均5匹の子猫を産み、体の弱い子猫や未熟児で生まれると、母猫が捨ててしまう事があり、多頭数で出産する動物によくあることです。

子猫は、生後1週間後からゴロゴロ音を出すようになると言われ、この期間、赤ちゃんの子猫だった頃に母猫がそばにいなかった猫ほど、ゴロゴロ音をしない猫になってしまう傾向があります

ゴロゴロ音が大きい猫:体が大きい猫、筋肉量が多い猫ほど、ゴロゴロ音は大きくなる

  • ゴロゴロ音が大きい猫とは?

  • →ギネス登録:67.8デシベル

体が大きく、筋肉量が多い猫ほど、ゴロゴロ音は大きくなると仮説がありますが、世界一ゴロゴロ音が大きいとしてギネス登録された猫、イギリスのマーリンちゃんは「差ほど、大きな体型」でもなく「極端なデブ猫」という訳ではない体です

ちなみに、ギネス記録の67.8デシベルを家電製品で比較すると、掃除機が70デシベル。猫のゴロゴロ音にしては、すっごく大きな音ですよね

ゴロゴロ音が小さい猫:ホルモンバランスの崩れの可能性あり

  • ゴロゴロ音が小さい猫とは?

  • →去勢手術後に小さくなるケースがある

  • →ホルモンバランスが崩れている場合

猫のゴロゴロ音はセロトニン(=幸せホルモン)の分泌と関連性が高いと考えられています。

家猫や保護猫は去勢手術をしますよね。動物にとって「去勢手術=女性に近づく→ホルモンの分泌量が減る=性格が大人しくなる」というのが一般的に起こる現象です。

ホルモンの分泌量が少なくなることで、オスは性格が丸くなる、優しくなると女性的になる傾向があり、ゴロゴロ音が小さい猫は「ホルモンバランスの崩れが原因」とも考えられています

急に、いつもよりゴロゴロ音が小さくなった時は、体に異常があるかもしれないので動物病院につれて検査してもらうのがベストな方法です

猫がゴロゴロ言いながら噛む、甘噛みする理由

  • 猫がゴロゴロ言いながら噛む、甘噛みする理由は?

  • →母親に甘えている

  • →機嫌よく、遊んでいる

猫がゴロゴロと初めに言うのは、母親にです

家族の中で私だけゴロゴロされない!という方は、信頼関係が築けていない可能性:大です

ゴロゴロ音を出している時は不機嫌、不調や体調不良をアピールしている時があると言われますが、いつもよりゴロゴロ音がおかしいと思った時は、病気や怪我の可能性がありますが、ほとんど場合は「単純に、甘えている時」や「甘噛みしながらゴロゴロ=好機嫌、じゃれて遊んでいる時」です

猫がゴロゴロ言う理由とは?ゴロゴロ音の効果はコレ!骨のヒビ、骨折を早く自然治癒する!

猫のゴロゴロ音の効果:骨折を早く治す、低周波音 

  • 猫のゴロゴロ音にどんな効果があるの?

  • 周波数:20~25ヘルツが平均

  • 効果①→骨の怪我、骨折を早く治す効果がある

猫科の肉食動物は単独で行動するのが通例で、猫は基本!1人で餌を捕獲するハンターです。

そのため、野良猫は怪我をすると助けてくれる仲間がいないので、怪我が死に繋がります。生き残りのため進化の過程で身につけたのがゴロゴロと音を鳴らし、骨の強化(骨の治癒) であったのではないかと進化論の分野では、そのように考えられています

猫のゴロゴロ音は、平均20~25ヘルツ(最大:50Hz)ほどとされ、音波の部類で言うと「低周波数」に分類されます。

低周波数とは、最近の医療で「骨折をした人」を急激に早く治す、自然治癒を高める方法として注目されている手法の1つであり、ニューヨーク州立大学生物医学工学部クリントンルービン博士は猫の20~50Hzの響きが骨折を治し、骨を強化している事を研究し1999年発表しています

  • 具体的に骨折を治す仕組みはコレ!

ゴロゴロと筋肉と骨を震わせ身体を温め、骨密度を上げ骨折を早く治す仕組みです。私たち人間の体温も低下し冷たくなると、全身をブルッブルと激しく震わせ、身体を温め病を治すのと同じようなメカニズムです

ベッカム選手が超音波治療を取り入れ見事復帰

  • 人間の医療では?低周波音で骨折を治癒

  • →デイビッド・ベッカムも活用!

超音波骨折治療法は、微弱な超音波を1日1回20分間、骨折部に当てることで骨折治癒を促進する治療法です。超音波治療法で治療期間が38%も短縮するケースもあり、骨折の治癒時間を約4割短縮する効果が証明されています

たとえば、サッカー選手であれば、デイビッド・ベッカム。ワールドカップのおよそ7週間前に左足の第2中足骨を骨折しており、試合出場までには10週間が必要と診断され出場は絶望的な状況でしたが、、2002年サッカーW杯直前に怪我をしたイングランド代表ベッカム選手が超音波治療を取り入れ見事復帰をしています

アテネオリンピックで松坂投手の右腕に打球が直撃

  • →松坂大輔も活用!

野球なら、松坂大輔選手も有名です。2004年アテネオリンピックで松坂投手の右腕に打球が直撃し、打球による組織障害を3日で修復したのが、低周波音と活用した音楽療法です

猫がゴロゴロ言う理由とは?ゴロゴロ音の効果は、幸せホルモンのセロトニンを分泌!

 猫のゴロゴロ言う理由:幸せホルモンのセロトニンを分泌

  • 猫のゴロゴロ音にどんな効果があるの?

  • 低周波=幸せホルモンのセロトニンを分泌

  • 効果②→癒しとリラックス効果がある

猫のゴロゴロ音は、猫自身の骨の治癒以外に「近くにいる仲間や飼い主さん」にも、良い効果があります。

猫が喉をゴロゴロ鳴らすと、癒されたという経験をした事がある人も多いかと思いますが、もともと猫のゴロゴロ音は、お母さん猫が子猫に対して、なだめて打ち解けるためにいちばん最初に送るシグナルです。

猫がゴロゴロ音を鳴らすのは、ライハウゼンの「赤ちゃん帰り説(気持ちが子猫に戻り、幸せや安心感を抱いているから)」というのも有力ですが、それ以外にも「猫が飼い主に対して何らかの要望を抱いているとき」や「不快ののど鳴らし」、パニックに陥ったときの「鎮静ののど鳴らし」など様々な場面で鳴らしています

  • ゴロゴロ音の癒し効果の実験結果は?

  • 脳波・心拍・唾液の測定結果→ストレスが減少!

帝京科学大学アニマルサイエンス学科のゴロゴロ音の癒し効果の実験をした研究結果です。

猫好きと猫嫌いのそれぞれ3人にゴロゴロ声を聞いてもらって、脳波、心拍、唾液でストレス度を測定した結果「脳波では6人中5人でストレス度が減少、心拍・唾液では6人中4人が減少」と、猫好きの方のほうがやはり効果は大きかったですが、猫嫌いの方にも効果が示された結果です

ゴロゴロ音は20〜25へルツの低周波音であり、幸せホルモンのセロトニンを分泌しやすくなる効果があり、ポジティブな思考や幸福感を私たちの脳に伝えてくれると言っても過言ではありませんね

さて、猫のゴロゴロ音について詳しい説明+ちょっとした喉鳴らしの豆知識まで紹介しました。

人と猫は1000年以上も前から関りが深い動物ですが、実は研究がほとんどされていない分野が多く「猫がペチャペチャと水を飲む理由や仕組み」ですら、2000年代初頭に解明されたばかりです。

2010年頃より、犬よりも猫をペットに、家族に迎え入れる人が増え、わからなかった事もずいぶん解明されてきましたので、今後は猫の生態系や行動の理由も、もう少し詳しく研究がされると思います^^

スポンサーリンク