【笑いと健康効果】笑うとガン細胞を攻撃するNK細胞が増加・活性化!ストレス発散だけじゃない!笑う事で得られる健康生活

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人、意外の動物はニコッっと笑う事はあっても、大きく声を上げて笑う事はありませんよね。感情豊かな人だけが進化の過程で得た「笑い」。笑いは、ストレスの発散だけじゃない、人は笑うとガン細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が増加・活性化するというのだ。人が笑う事で発揮する健康効果のメカニズムを解説しています

笑うと「①自律神経のバランスを整え、ストレスが解消する」ストレスホルモンの分泌が減少

人は笑うとストレスが解消する

人はストレスが溜まると交感神経が優位になり、ストレスホルモンの分泌が増えるが、笑うと副交感神経が優位になり、ストレスホルモンの分泌が減少します。笑っている時は2つの神経がバランス良く働いている状態になります。

出典:FUJI IRYOKI コラム「ストレス解消」

笑うと「②血糖値の上昇を抑制する」糖尿病患者が漫才を見て大笑いした場合、血糖値の上昇が少なかった。

大爆笑

糖尿病患者19人が対象。退屈な講義を聞いた場合と漫才で大笑いした場合(いずれも40分間)で、食後2時間の血糖値を比較した。結果は、大笑いした時の方が46mg/dLも血糖値の上昇幅が少なかった。(出典:Diabetes Care.2003;26:1651-1652. Personalized Medicine Universe.2012;1: 2-6)

笑うと「③リウマチに効果がある」コルチゾール値が基準値の範囲内まで下がり、​リウマチ患者の痛みが軽減

関節リウマチ患者に落語を聴いてもらい、その影響を調べたところ、ストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾール値が基準値の範囲内まで下がり、リウマチを悪化させる物質が劇的に下がりました。さらに、体が楽になったり痛みが軽い状態が続いたなどの成果を得ました。

出典:FUJI IRYOKI コラム「ストレス解消」

笑うと「④ガン予防・治療に効果がある」ガン細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が増加・活性化する

笑いがガン細胞を倒す

笑いが発端となって作られた神経ペプチドは、血液やリンパ液を通じて体中に流れ出し、NK細胞の表面に付着し、NK細胞を活性化します。その結果、がん細胞やウイルスなどの病気のもとを次々と攻撃するので、免疫力が高まるというわけです。20~62歳の男女18名に、約3時間漫才や喜劇などで大いに笑う体験をさせ、直前と直後に採血し、ナチュラルキラー細胞の働きの度合い(NK活性)を調査。平均レベル以下の数値だった人は、笑いの体験によって軒並みNK活性が上昇し、その変化はがん治療に使われる免疫療法薬の投与による上昇速度より、はるかに速かった

出典:サワイ健康推進課

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